処方薬
サンラビン点滴静注用150mg
先発

サンラビン点滴静注用150mgの基本情報

サンラビン点滴静注用150mgの概要

商品名 サンラビン点滴静注用150mg
一般名 エノシタビン注射用
薬価・規格 2414.0円 (150mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 旭化成ファーマ
ブランド サンラビン点滴静注用150mg 他
YJコード 4224402D1036
レセプト電算コード 620914301
添付文書PDFファイル

サンラビン点滴静注用150mgの主な効果と作用

  • 白血病を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

サンラビン点滴静注用150mgの用途

サンラビン点滴静注用150mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

食欲不振、悪心、嘔吐、下痢、腹痛、腹部膨満感、口内炎、倦怠感、頭痛、ビリルビン上昇、AST上昇

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、胸部圧迫感、発疹、皮膚潮紅、重篤な過敏症状、血液障害、汎血球減少、白血球減少、血小板減少、貧血、巨赤芽球様細胞

上記以外の副作用

ALT上昇、ALP上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、脱毛、発熱、腰痛、眩暈、しびれ感、蛋白尿、頻尿、紅斑、皮膚そう痒、浮腫、心悸亢進

サンラビン点滴静注用150mgの用法・用量

  • 通常、1日量、体重1kg当り3.5~6.0mgを5%ブドウ糖注射液、5%果糖注射液、5%キシリット注射液、生理食塩液、リンゲル液又は糖電解質注射液に混合し、静脈内に2~4時間で1日1回又は2回に分割し点滴注射する
  • 通常10~14日間連日投与を行うか、又は、6~10日間連日投与後、休薬期間をおいて同様の投与を繰り返す
  • 用量及び投与期間については患者の末梢血及び骨髄の状態により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

サンラビン点滴静注用150mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

サンラビン点滴静注用150mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗悪性腫瘍剤 骨髄機能抑制等の副作用が増強

サンラビン点滴静注用150mgと主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

サンラビン点滴静注用150mgに関係する解説

代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)

  • サンラビン点滴静注用150mgは、代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)に分類される。
  • 代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)とは、DNAの構成成分に類似した化学構造をもち、細胞増殖に必要なDNA合成を阻害して抗腫瘍効果をあらわす薬。

代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)の代表的な商品名

  • 5-FU
  • ティーエスワン
  • ゼローダ
  • キロサイド
  • ジェムザール
代謝拮抗薬(ピリミジン拮抗薬)についての詳しい解説を見る