処方薬
リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」
後発

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の基本情報

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の概要

商品名 リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」
一般名 リバーロキサバン口腔内崩壊錠
薬価・規格 161.3円 (10mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 日医工
ブランド リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」 他
YJコード 3339003F3078
レセプト電算コード 622976001
識別コード 10リバーロキサバンOD
添付文書PDFファイル

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の主な効果と作用

  • 血を固まりにくくし、血液の流れをよくするお薬です。
  • 血管の中に血栓ができるのを防ぐ働きがあります。

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の用途

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

貧血、血尿、結膜出血、歯肉出血、血腫、鼻出血、喀血、月経過多、斑状出血、挫傷、不眠

起こる可能性のある重大な副作用

眼出血、直腸出血、胃腸出血、メレナ、上部消化管出血、下部消化管出血、出血性胃潰瘍、関節内出血、重篤な出血、肝機能障害、ALT上昇、AST上昇、出血に伴う合併症、ショック、腎不全、呼吸困難、浮腫、頭痛、浮動性めまい、蒼白、脱力感、胸痛、狭心症様の心虚血症状、黄疸、間質性肺疾患、血痰、肺胞出血、咳嗽、息切れ、発熱、肺音異常、血小板減少、急性腎障害、尿細管内赤血球円柱、頭蓋内出血、脳出血、出血性卒中、網膜出血、コンパートメント症候群、筋肉内出血

上記以外の副作用

肛門出血、下痢、悪心、口腔内出血、血便、腹痛、便潜血、上腹部痛、消化不良、便秘、嘔吐、吐血、口内乾燥、胃食道逆流性疾患、胃炎、INR増加、ヘモグロビン減少、鉄欠乏性貧血、血中ビリルビン上昇、Al-P上昇、尿中血陽性、性器出血、四肢痛、関節痛、皮下出血、皮下血腫、脱毛、皮膚裂傷、過敏症、発疹、そう痒、アレルギー性皮膚炎、創傷出血、処置後出血、無力症、末梢性浮腫、食欲減退、疲労、血管偽動脈瘤、LDH上昇、失神、耳出血、痔核、アミラーゼ上昇、リパーゼ上昇、頻脈、低血圧、血小板増加症、血小板数増加、γ-GTP上昇、直接ビリルビン上昇、尿路出血、腎クレアチニン・クリアランス減少、血中クレアチニン上昇、腎機能障害、BUN上昇、擦過傷、じん麻疹、全身性そう痒症、アレルギー反応、血管浮腫、限局性浮腫、倦怠感、創部分泌、硬膜下血腫

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の用法・用量

  • 通常、成人にはリバーロキサバンとして15mgを1日1回食後に経口投与する
    • なお、腎障害のある患者に対しては、腎機能の程度に応じて10mg1日1回に減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. クレアチニンクリアランス30~49mL/minの患者には、10mgを1日1回投与する〔9.2.3、16.6.1、17.1.1参照〕
  • 7.2. クレアチニンクリアランス15~29mL/minの患者には、本剤投与の適否を慎重に検討した上で、投与する場合は、10mgを1日1回投与する〔9.2.2、16.6.1参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 出血
    • 消化管出血
    • 腎不全
    • 頭蓋内出血
    • 急性細菌性心内膜炎
    • エンシトレルビル投与中
    • ポサコナゾール<経口又は注射剤>投与中
    • アタザナビル投与中
    • ホスアンプレナビル投与中
    • ダルナビル投与中
    • 中等度以上の肝障害
    • 凝固障害を伴う肝疾患
    • クレアチニンクリアランス15mL/min未満
    • 臨床的に重大な出血
    • コビシスタット含有製剤投与中
    • イトラコナゾール<経口又は注射剤>投与中
    • ケトコナゾール<経口又は注射剤>投与中
    • ボリコナゾール<経口又は注射剤>投与中
    • ミコナゾール<経口又は注射剤>投与中
    • リトナビル含有製剤投与中
    • Child-Pugh分類B又はC
    • 重度腎障害
    • 中等度腎障害
    • クレアチニンクリアランス15~29mL/min
    • クレアチニンクリアランス30~49mL/min
    • 気管支拡張症
    • 凝固障害
    • 血小板減少症
    • 手術
    • 肺出血
    • 眼の手術後日の浅い
    • 脳脊髄の手術後日の浅い
    • 止血障害
    • 活動性潰瘍性消化管障害
    • 潰瘍性消化管障害
    • 先天性出血性疾患
    • 後天性出血性疾患
    • 出血リスクが高い
    • 侵襲的処置
    • 脊髄内血管異常
    • 頭蓋内出血発症後日の浅い
    • 脳内血管異常
    • 血管性網膜症
    • コントロールできない重症高血圧症
    • 消化管潰瘍発症後日の浅い
    • 活動性悪性腫瘍
    • LA・aCL・抗β2GP1抗体のいずれもが陽性で血栓症の既往があるAPS

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
リトナビル 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
アタザナビル 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
ダルナビル 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
ホスアンプレナビル 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
コビシスタットを含有する製剤 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
イトラコナゾール<外用剤を除く> 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
ポサコナゾール<経口又は注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
ボリコナゾール<経口又は注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
ミコナゾール<経口又は注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
ケトコナゾール<経口又は注射剤> 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
エンシトレルビル 本剤の血中濃度が上昇し抗凝固作用が増強されることにより出血の危険性が増大
血液凝固阻止剤 出血の危険性が増大
ヘパリン製剤 出血の危険性が増大
低分子ヘパリン 出血の危険性が増大
エノキサパリンナトリウム 出血の危険性が増大
フォンダパリヌクス 出血の危険性が増大
ワルファリンカリウム 出血の危険性が増大
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 出血の危険性が増大
抗血小板剤 出血の危険性が増大
アスピリン 出血の危険性が増大
硫酸クロピドグレル 出血の危険性が増大
チクロピジン塩酸塩 出血の危険性が増大
非ステロイド系抗炎症剤 出血の危険性が増大
ナプロキセン 出血の危険性が増大
ジクロフェナク 出血の危険性が増大
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 出血の危険性が増大
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 出血の危険性が増大
血栓溶解剤 出血の危険性が増大
ウロキナーゼ 出血の危険性が増大
組織プラスミノゲンアクチベーター製剤 出血の危険性が増大
アルテプラーゼ 出血の危険性が増大
フルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
ホスフルコナゾール 本剤の血中濃度が上昇
クラリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
エリスロマイシン 本剤の血中濃度が上昇
リファンピシン類 本剤の血中濃度が低下し抗凝固作用が減弱
フェニトイン 本剤の血中濃度が低下
カルバマゼピン 本剤の血中濃度が低下
フェノバルビタール 本剤の血中濃度が低下

飲食物との組み合わせ注意

  • セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)を含むもの

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リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」に関係する解説

FXa阻害薬(抗凝固薬)

  • リバーロキサバンOD錠10mg「日医工」は、FXa阻害薬(抗凝固薬)に分類される。
  • FXa阻害薬(抗凝固薬)とは、体内の血液が固まる作用の途中を阻害し、血栓の形成を抑え脳梗塞や心筋梗塞などを予防する薬。

FXa阻害薬(抗凝固薬)の代表的な商品名

  • イグザレルト
  • エリキュース
  • リクシアナ
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