ワーファリン錠0.5mgに関係する解説
クマリン系抗凝固薬(ワルファリンカリウム製剤)
- ワーファリン錠0.5mgは、クマリン系抗凝固薬(ワルファリンカリウム製剤)に分類される。
- クマリン系抗凝固薬(ワルファリンカリウム製剤)とは、ビタミンKが関与する血液凝固因子の産生を抑え、血液を固まりにくくし、血栓ができるのを防ぐ薬。
クマリン系抗凝固薬(ワルファリンカリウム製剤)の代表的な商品名
- ワーファリン
- ワルファリンK「NP」
商品名 | ワーファリン錠0.5mg |
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一般名 | ワルファリンカリウム錠 |
薬価・規格 | 9.8円 (0.5mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | エーザイ |
ブランド | ワーファリン顆粒0.2% 他 |
YJコード | 3332001F3035 |
レセプト電算コード | 620002332 |
識別コード | @255@255 |
過敏症、発疹、そう痒症、紅斑、蕁麻疹、皮膚炎、発熱、悪心、嘔吐、下痢、脱毛
出血、脳出血、臓器内出血、粘膜出血、皮下出血、重篤な出血、皮膚壊死、微小血栓、カルシフィラキシス、有痛性紫斑、有痛性皮膚潰瘍、皮下脂肪組織の小~中動脈の石灰化、真皮の小~中動脈の石灰化、敗血症、肝機能障害、黄疸、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、急性腎障害、血尿、治療域を超えるINR、尿細管内赤血球円柱
抗甲状腺作用
薬剤名 | 影響 |
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カペシタビン | 本剤の作用が増強し出血が発現し死亡、本剤の作用を増強 |
骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤 | 本剤の効果を減弱 |
メナテトレノン<骨粗鬆症治療用> | 本剤の効果を減弱 |
イグラチモド | 本剤の作用を増強 |
ミコナゾール<ゲル剤・注射剤・錠剤> | 本剤の作用を増強、併用中止後も本剤の作用が遷延し出血やINR上昇 |
抱水クロラール | 本剤の作用を増強 |
トリクロホスナトリウム | 本剤の作用を増強 |
エトトイン | 本剤の作用を増強、作用を増強、中毒症状、血中濃度の上昇 |
バルプロ酸 | 本剤の作用を増強 |
アセトアミノフェン | 本剤の作用を増強 |
セレコキシブ | 本剤の作用を増強 |
塩酸トラマドール | 本剤の作用を増強 |
ブコローム | 本剤の作用を増強 |
メロキシカム | 本剤の作用を増強 |
ロルノキシカム | 本剤の作用を増強 |
アスピリン | 本剤の作用を増強 |
イブプロフェン | 本剤の作用を増強 |
インドメタシン製剤 | 本剤の作用を増強 |
インドメタシン ファルネシル | 本剤の作用を増強 |
エトドラク | 本剤の作用を増強 |
ケトプロフェン | 本剤の作用を増強 |
サリチル酸製剤 | 本剤の作用を増強 |
ジクロフェナク | 本剤の作用を増強 |
スリンダク | 本剤の作用を増強 |
ナブメトン | 本剤の作用を増強 |
ナプロキセン | 本剤の作用を増強 |
ピロキシカム | 本剤の作用を増強 |
フルルビプロフェン | 本剤の作用を増強 |
メフェナム酸 | 本剤の作用を増強 |
モフェゾラク | 本剤の作用を増強 |
ロキソプロフェン | 本剤の作用を増強 |
メチルフェニデート | 本剤の作用を増強 |
三環系抗うつ剤 | 本剤の作用を増強 |
アミトリプチリン塩酸塩 | 本剤の作用を増強 |
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 | 本剤の作用を増強 |
塩酸パロキセチン水和物 | 本剤の作用を増強 |
フルボキサミンマレイン酸塩 | 本剤の作用を増強 |
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 | 本剤の作用を増強 |
デュロキセチン塩酸塩 | 本剤の作用を増強 |
モノアミン酸化酵素阻害剤 | 本剤の作用を増強 |
アミオダロン塩酸塩 | 本剤の作用を増強 |
塩酸プロパフェノン | 本剤の作用を増強 |
キニジン硫酸塩水和物 | 本剤の作用を増強 |
シンバスタチン | 本剤の作用を増強 |
フルバスタチンナトリウム | 本剤の作用を増強 |
ロスバスタチンカルシウム | 本剤の作用を増強 |
ベザフィブラート | 本剤の作用を増強 |
フィブラート系の高脂血症治療薬 | 本剤の作用を増強 |
クリノフィブラート | 本剤の作用を増強 |
クロフィブラート | 本剤の作用を増強 |
フェノフィブラート | 本剤の作用を増強 |
デキストラン硫酸ナトリウム | 本剤の作用を増強 |
オメプラゾール | 本剤の作用を増強 |
シメチジン | 本剤の作用を増強 |
抗甲状腺剤 | 本剤の作用を増強、血液凝固能が亢進し見かけ上の本剤の作用が減弱 |
チアマゾール | 本剤の作用を増強、血液凝固能が亢進し見かけ上の本剤の作用が減弱 |
グルカゴン | 本剤の作用を増強 |
蛋白同化ステロイド | 本剤の作用を増強 |
ナンドロロンデカン酸エステル | 本剤の作用を増強 |
ダナゾール | 本剤の作用を増強 |
男性ホルモン | 本剤の作用を増強 |
メチルテストステロン | 本剤の作用を増強 |
トリベノシド製剤 | 本剤の作用を増強 |
トリベノシド・リドカイン | 本剤の作用を増強 |
アロプリノール | 本剤の作用を増強 |
プロベネシド | 本剤の作用を増強 |
ベンズブロマロン | 本剤の作用を増強 |
プロナーゼ | 本剤の作用を増強 |
ブロメライン | 本剤の作用を増強 |
スルホニルウレア系薬剤 | 本剤の作用を増強、血糖降下作用を増強し低血糖症状 |
グリベンクラミド | 本剤の作用を増強、血糖降下作用を増強し低血糖症状 |
グリメピリド | 本剤の作用を増強、血糖降下作用を増強し低血糖症状 |
クロルプロパミド | 本剤の作用を増強、血糖降下作用を増強し低血糖症状 |
トルブタミド | 本剤の作用を増強、血糖降下作用を増強し低血糖症状 |
レフルノミド | 本剤の作用を増強 |
アザチオプリン | 本剤の作用を増強、本剤の作用を減弱 |
メルカプトプリン | 本剤の作用を増強、本剤の作用を減弱 |
クエン酸タモキシフェン | 本剤の作用を増強 |
クエン酸トレミフェン | 本剤の作用を増強 |
ゲフィチニブ | 本剤の作用を増強 |
フルタミド | 本剤の作用を増強 |
フルオロウラシル系薬剤 | 本剤の作用を増強 |
フルオロウラシル | 本剤の作用を増強 |
テガフール製剤 | 本剤の作用を増強 |
テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤 | 本剤の作用を増強、併用中止後も本剤の作用が遷延し出血やINR上昇 |
メシル酸イマチニブ | 本剤の作用を増強 |
トラニラスト | 本剤の作用を増強 |
アミノグリコシド系抗生物質 | 本剤の作用を増強 |
クロラムフェニコール系抗生物質製剤 | 本剤の作用を増強 |
セフェム系抗生物質製剤 | 本剤の作用を増強 |
テトラサイクリン系抗生物質 | 本剤の作用を増強 |
ペニシリン系抗生物質 | 本剤の作用を増強 |
エリスロマイシン | 本剤の作用を増強 |
クラリスロマイシン | 本剤の作用を増強 |
ロキシスロマイシン | 本剤の作用を増強 |
マクロライド系抗生物質 | 本剤の作用を増強 |
アジスロマイシン | 本剤の作用を増強 |
テリスロマイシン | 本剤の作用を増強 |
アミノサリチル酸製剤 | 本剤の作用を増強 |
パラアミノサリチル酸カルシウム水和物 | 本剤の作用を増強 |
イソニアジド | 本剤の作用を増強 |
ナリジクス酸 | 本剤の作用を増強 |
キノロン系抗菌剤 | 本剤の作用を増強 |
オフロキサシン | 本剤の作用を増強 |
シプロフロキサシン | 本剤の作用を増強 |
ノルフロキサシン | 本剤の作用を増強 |
レボフロキサシン | 本剤の作用を増強 |
サルファ剤 | 本剤の作用を増強 |
サルファ剤配合剤 | 本剤の作用を増強 |
スルファメトキサゾール・トリメトプリム | 本剤の作用を増強 |
サラゾスルファピリジン | 本剤の作用を増強 |
アゾール系抗真菌剤<ミコナゾールゲル剤・注射剤・錠剤以外> | 本剤の作用を増強 |
イトラコナゾール | 本剤の作用を増強 |
フルコナゾール | 本剤の作用を増強 |
ホスフルコナゾール | 本剤の作用を増強 |
ボリコナゾール | 本剤の作用を増強 |
ミコナゾール硝酸塩<膣坐剤・クリーム剤> | 本剤の作用を増強 |
サキナビル | 本剤の作用を増強 |
サキナビルメシル酸塩 | 本剤の作用を増強 |
デラビルジンメシル酸塩 | 本剤の作用を増強 |
ホスアンプレナビルカルシウム水和物 | 本剤の作用を増強 |
硫酸アタザナビル | 本剤の作用を増強 |
塩酸キニーネ | 本剤の作用を増強 |
メトロニダゾール | 本剤の作用を増強 |
インターフェロン | 本剤の作用を増強 |
ジスルフィラム | 本剤の作用を増強 |
イプリフラボン | 本剤の作用を増強 |
バルビツール酸誘導体 | 本剤の作用を減弱 |
チオバルビツール酸系薬剤 | 本剤の作用を減弱 |
フェノバルビタール | 本剤の作用を減弱 |
カルバマゼピン | 本剤の作用を減弱 |
プリミドン | 本剤の作用を減弱 |
トラゾドン | 本剤の作用を減弱 |
コレスチラミン | 本剤の作用を減弱 |
アプレピタント | 本剤の作用を減弱 |
ホスアプレピタントメグルミン | 本剤の作用を減弱 |
ビタミンK含有製剤<骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤以外> | 本剤の作用を減弱 |
フィトナジオン | 本剤の作用を減弱 |
ビタミンK1 | 本剤の作用を減弱 |
メナテトレノン<骨粗鬆症治療用以外> | 本剤の作用を減弱 |
ビタミンK2<骨粗鬆症治療用ビタミンK2製剤以外> | 本剤の作用を減弱 |
ビタミンK含有経腸栄養剤 | 本剤の作用を減弱 |
ビタミンK含有高カロリー輸液用総合ビタミン剤 | 本剤の作用を減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の作用を減弱 |
グリセオフルビン | 本剤の作用を減弱 |
ボセンタン | 本剤の作用を減弱 |
納豆菌含有製剤 | 本剤の作用を減弱 |
フェニトイン | 本剤の作用を減弱又は増強、作用を増強、中毒症状、血中濃度の上昇 |
ホスフェニトインナトリウム水和物 | 本剤の作用を減弱又は増強、フェニトインの作用を増強、フェニトインの中毒症状又は血中濃度の上昇 |
副腎皮質ホルモン剤 | 本剤の作用を減弱又は増強 |
プレドニゾロン | 本剤の作用を減弱又は増強 |
エタノール摂取 | 本剤の作用を減弱又は増強 |
甲状腺ホルモン剤 | 血液凝固能が低下し見かけ上本剤の作用が増強 |
レボチロキシンナトリウム | 血液凝固能が低下し見かけ上本剤の作用が増強 |
血液凝固阻止剤 | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
ヘパリンナトリウム | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
ヘパリンカルシウム | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
低分子ヘパリン | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
ダルテパリンナトリウム | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
ヘパリノイド | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
ダナパロイドナトリウム | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
10a阻害剤 | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
フォンダパリヌクス | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
エドキサバントシル酸塩水和物 | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
リバーロキサバン | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
アピキサバン | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
抗トロンビン剤 | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
アルガトロバン | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩 | 相互に抗凝固作用・出血傾向を増強 |
血小板凝集抑制作用を有する薬剤 | 相互に出血傾向を増強 |
イコサペント酸エチル | 相互に出血傾向を増強 |
オザグレルナトリウム | 相互に出血傾向を増強 |
硫酸クロピドグレル | 相互に出血傾向を増強 |
サルポグレラート | 相互に出血傾向を増強 |
シロスタゾール | 相互に出血傾向を増強 |
チカグレロル | 相互に出血傾向を増強 |
チクロピジン塩酸塩 | 相互に出血傾向を増強 |
プラスグレル塩酸塩 | 相互に出血傾向を増強 |
ベラプロストナトリウム | 相互に出血傾向を増強 |
リマプロストアルファデクス | 相互に出血傾向を増強 |
血栓溶解剤 | 相互に出血傾向を増強 |
ウロキナーゼ | 相互に出血傾向を増強 |
アルテプラーゼ | 相互に出血傾向を増強 |
モンテプラーゼ | 相互に出血傾向を増強 |
アンチトロンビン製剤 | 相互に出血傾向を増強 |
乾燥濃縮人活性化プロテインC | 相互に出血傾向を増強 |
トロンボモデュリン アルファ | 相互に出血傾向を増強 |
バトロキソビン | 相互に出血傾向を増強 |
塩酸オザグレル | 相互に出血傾向を増強 |
オーラノフィン | 急性毒性を増強 |
エルロチニブ塩酸塩 | INR増加、胃腸出血 |
ネビラピン | 本剤の作用を変化 |
リトナビル | 本剤の作用を変化 |
ロピナビル・リトナビル配合剤 | 本剤の作用を変化 |
レカネマブ<遺伝子組換え> | 脳出血を発現した場合本剤が出血を助長、脳出血 |