処方薬
ロートエキス散〈ハチ〉

ロートエキス散〈ハチ〉の基本情報

ロートエキス散〈ハチ〉の概要

商品名 ロートエキス散〈ハチ〉
一般名 ロートエキス散
薬価・規格 9.7円 (1g)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 散
内用薬 > 散剤 > 散のアイコン
製造会社 東洋製薬化成
YJコード 1249351B1117
レセプト電算コード 620000515
添付文書PDFファイル

ロートエキス散〈ハチ〉の主な効果と作用

  • けいれん性便秘の時にお腹の痛みをやわらげるお薬です。
  • 胃液の分泌や胃腸の運動をおさえる働きがあります。
  • 胃炎や胃潰瘍十二指腸潰瘍、胃酸過多などの症状を改善するお薬です。

ロートエキス散〈ハチ〉の用途

ロートエキス散〈ハチ〉の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

散瞳、羞明、霧視、眼調節障害、口渇、悪心、嘔吐、便秘、排尿障害、頭痛、頭重感

上記以外の副作用

眩暈、頻脈、過敏症状、顔面紅潮

ロートエキス散〈ハチ〉の用法・用量

  • 1日0.2~0.9g(ロートエキスとして、20~90mg)を2~3回に分割経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ロートエキス散〈ハチ〉の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ロートエキス散〈ハチ〉の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
三環系抗うつ剤 本剤の作用が増強
フェノチアジン系薬剤 本剤の作用が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤の作用が増強
抗ヒスタミン剤 本剤の作用が増強
イソニアジド 本剤の作用が増強

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ロートエキス散〈ハチ〉に関係する解説

抗コリン薬

  • ロートエキス散〈ハチ〉は、抗コリン薬に分類される。
  • 抗コリン薬とは、副交感神経を亢進させるアセチルコリンの作用を抑えることで、消化管の運動亢進に伴う痛みや痙攣、下痢などを抑える薬。

抗コリン薬の代表的な商品名

  • ブスコパン
  • チアトン
  • ロートエキス
  • ガストロゼピン
  • ダクチル
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