チザニジン錠1mg「杏林」に関係する解説
筋弛緩薬
- チザニジン錠1mg「杏林」は、筋弛緩薬に分類される。
- 筋弛緩薬とは、脳から筋肉への筋肉緊張の伝達を抑え筋弛緩作用をあらわし、痛みやしびれ感などを緩和する薬。
筋弛緩薬の代表的な商品名
- ミオナール
- テルネリン
- リンラキサー
- ダントリウム
商品名 | チザニジン錠1mg「杏林」 |
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一般名 | チザニジン塩酸塩1mg錠 |
薬価・規格 | 5.9円 (1mg1錠) |
薬の形状 |
内用薬 > 錠剤 > 錠
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製造会社 | キョーリンリメディオ |
YJコード | 1249010F1328 |
レセプト電算コード | 621228127 |
AST上昇、ALT上昇、けん怠感、眠気、頭痛、頭重感、めまい、回転性めまい、浮動性めまい、ふらつき、口渇
ショック、血圧低下、徐脈、顔面蒼白、冷汗、呼吸困難、意識消失、急激な血圧低下、心不全、心拡大、肺水腫、呼吸障害、喘鳴、喘息発作、肝炎、肝機能障害、黄疸、著しいAST上昇、著しいALT上昇、悪心、嘔吐、食欲不振、全身けん怠感
胃部不快感、腹痛、下痢、発疹、皮膚そう痒感、脱力感、失神、幻覚、錯乱、過敏症、血管性浮腫、眼瞼下垂、動悸、知覚異常、しびれ感、構音障害、ろれつがまわらない、不眠、胃もたれ、便秘、口内炎、舌あれ、口中苦味感、流涎、ALP上昇、蕁麻疹、紅斑、浮腫、尿閉、霧視
薬剤名 | 影響 |
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CYP1A2阻害剤 | 本剤の血中濃度が上昇 |
フルボキサミン | 本剤の血中濃度が上昇しAUCが33倍に上昇、著しい血圧低下、傾眠、めまい、精神運動能力の低下 |
シプロフロキサシン | 著しい血圧低下、傾眠、めまい、精神運動能力の低下、本剤の血中濃度が上昇しAUCが10倍に上昇 |
血圧降下剤 | 低血圧、徐脈 |
降圧利尿剤 | 低血圧、徐脈 |
中枢抑制剤 | 眠気等の副作用が増強 |
エタノール摂取 | 眠気等の副作用が増強 |
アミオダロン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
メキシレチン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
プロパフェノン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
シメチジン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
ニューキノロン系抗菌剤<塩酸シプロフロキサシンは併用禁忌> | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
エノキサシン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
ノルフロキサシン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
黄体・卵胞ホルモン剤 | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
経口避妊薬 | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
チクロピジン | 本剤の血中濃度が上昇し副作用が増強 |
CYP1A2を誘導する薬剤 | 本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱 |
リファンピシン類 | 本剤の血中濃度が低下し本剤の作用が減弱、本剤の血中濃度が50%低下 |