処方薬
ゼスン錠30mg
後発

ゼスン錠30mgの基本情報

ゼスン錠30mgの概要

商品名 ゼスン錠30mg
一般名 チメピジウム臭化物30mg錠
薬価・規格 5.7円 (30mg1錠)
薬の形状
内用薬 > 錠剤 > 錠
内用薬 > 錠剤 > 錠のアイコン
製造会社 辰巳化学
YJコード 1249005F1092
レセプト電算コード 620005020
識別コード TuZS-030
添付文書PDFファイル

ゼスン錠30mgの主な効果と作用

  • お腹のけいれんや痛みをやわらげるお薬です。
  • 消化管の筋肉のけいれんをおさえたり、胃酸の分泌をおさえる働きがあります。
  • 尿管や膀胱にできた結石による激しい痛みをおさえるお薬です。

ゼスン錠30mgの用途

  • 胃炎の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胃炎の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 胃潰瘍の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胃潰瘍の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 十二指腸潰瘍の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 十二指腸潰瘍の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 膵炎の疼痛の緩解
  • 胆道疾患の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胆道疾患の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 腸炎の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 腸炎の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 尿路結石の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 尿路結石の痙攣に伴う疼痛の緩解
  • 胆嚢疾患の運動障害に伴う疼痛の緩解
  • 胆嚢疾患の痙攣に伴う疼痛の緩解

ゼスン錠30mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

羞明、視調節障害、頭痛、眩暈、眠気、口渇、便秘、食欲不振、軟便、腹部膨満感、悪心

上記以外の副作用

嘔吐、腹鳴、心悸亢進、過敏症、発疹、排尿困難、顔面潮紅、倦怠感

ゼスン錠30mgの用法・用量

  • 1回チメピジウム臭化物水和物として30mgを1日3回経口投与する
  • 年齢・症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ゼスン錠30mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

ゼスン錠30mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
抗コリン作用を有する薬剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
三環系抗うつ剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
フェノチアジン系薬剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
抗ヒスタミン剤 抗コリン作用<口渇・便秘・麻痺性イレウス・尿閉等>が増強
モノアミン酸化酵素阻害剤 本剤の作用が増強

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ゼスン錠30mgに関係する解説

抗コリン薬

  • ゼスン錠30mgは、抗コリン薬に分類される。
  • 抗コリン薬とは、副交感神経を亢進させるアセチルコリンの作用を抑えることで、消化管の運動亢進に伴う痛みや痙攣、下痢などを抑える薬。

抗コリン薬の代表的な商品名

  • ブスコパン
  • チアトン
  • ロートエキス
  • ガストロゼピン
  • ダクチル
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