処方薬
ボトックス注用100単位
先発

ボトックス注用100単位の基本情報

ボトックス注用100単位の概要

商品名 ボトックス注用100単位
一般名 A型ボツリヌス毒素注射用
薬価・規格 68579.0円 (100単位1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 GSK
ブランド ボトックス注用50単位 他
YJコード 1229404D2026
レセプト電算コード 620173601
添付文書PDFファイル

ボトックス注用100単位の主な効果と作用

  • 尿の回数が増えたり、尿意を強く感じたり、無意識に尿が出たりする症状を改善するお薬です。
  • 膀胱の運動をおさえ、膀胱の筋肉をゆるめたり、排尿回数をおさえる働きがあります。
  • 異常に大量の汗をかく人の汗をおさえるお薬です。
  • 発汗をおさえる働きがあります。
  • 筋肉の収縮を引き起こす物質(アセチルコリン)の働きをおさえ、筋肉をほぐす働きがあります。
  • 筋肉のけいれんや緊張をやわらげるお薬です。
  • 斜視を治療するお薬です。
  • 声帯の筋肉の緊張をやわらげる働きがあります。
  • けいれん性発声障害を治療するお薬です。

ボトックス注用100単位の用途

ボトックス注用100単位の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

眼瞼下垂、流涙、顔面麻痺、局所性筋力低下、筋力低下、脱力、注射部疼痛、疼痛、筋痛、複視、転倒

起こる可能性のある重大な副作用

兎眼、重篤な角膜露出、持続性上皮欠損、角膜潰瘍、角膜穿孔、閉瞼不全、嚥下障害、発疹、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、嚥下性肺炎、重篤な呼吸困難、呼吸機能低下、声質の変化、尿路感染、尿閉、ショック、アナフィラキシー、血清病、呼吸障害、痙攣発作、痙攣発作再発、混濁尿、排尿痛、悪寒、血尿

上記以外の副作用

発汗、四肢痛、斜視、発声障害、排尿困難、残尿量増加、肺炎、頻尿、発熱、頚部筋脱力、口角下垂、眼瞼内反、眼乾燥感、角膜糜爛、霧視、霧視感、角膜炎、結膜炎、眼痛、視力低下、眼脂、羞明、眼運動障害、眼刺激、皮膚そう痒感、脱毛、睫毛眉毛脱落、皮膚炎、多形紅斑、注射部出血斑、眼瞼の軟部組織に斑状出血、注射部腫脹、近隣筋疼痛、近隣筋緊張亢進、筋緊張亢進、注射部ひきつり感、注射部熱感、注射部不快感、注射部感染、注射部位過敏反応、白血球減少、血小板減少、感冒様症状、呼吸不全、咳嗽、誤嚥、食欲不振、嘔気、嘔吐、口内乾燥、下痢、便秘、腹痛、頭痛、感覚鈍麻、眩暈、失神、感覚異常、傾眠、神経根障害、不眠症、筋痙縮、関節痛、肝機能検査値異常、倦怠、倦怠感、脱力感、CK上昇、CPK上昇、腋窩部以外からの発汗が増加、耳鳴、構語障害、ほてり、挫傷、歩行障害、ウイルス感染、関節脱臼、過剰な筋弛緩作用、眼瞼外反、眼球後出血、眼貫通性外傷、ホームズ・アディー瞳孔、硝子体出血、乾癬様皮疹、斑状出血、皮膚異臭、皮下結節、気胸、上気道性喘鳴、レッチング、不器用、運動低下、弾発指、滑液包炎、細菌尿、膀胱憩室、尿失禁、聴力低下、耳感染、起立性低血圧、脱神経性萎縮、脱神経性筋肉萎縮、疲労

ボトックス注用100単位の用法・用量

  • 1.眼瞼痙攣:A型ボツリヌス毒素として初回1.25~2.5単位/部位を、1眼当たり眼輪筋6部位の筋肉内に注射する
    • また、眼輪筋切除術施行後の患者に投与する場合には、筋電計を用いて注意深く目標とする部位を同定する
  • 効果は3~4カ月間持続するが、症状再発の場合には再投与する
    • 但し、投与間隔は8週以上とする
    • また、再投与は初回投与量の2倍までの用量を用いることができるが、本剤の薬理作用である筋麻痺作用が予想以上に強く発現した結果と見られる閉瞼不全、眼瞼下垂等の副作用が現れた場合には、再投与時の用量を適宜減量する
    • また、1カ月間に累積で45単位を超える投与は避ける
  • 注射部位は添付文書の図を参照
  • 2.片側顔面痙攣:A型ボツリヌス毒素として次の用量を痙攣筋(*)に筋肉内注射する
  • 痙攣筋が複数ある場合は、分割して投与する
  • 1).初回投与の場合には合計で10単位を投与する
  • 2).初回投与後4週間観察し、効果が不十分な場合には、更に追加で合計20単位を上限として投与することができる
  • 3).症状再発の場合には、合計で30単位を上限として再投与することができる
    • 但し、投与間隔は8週以上とする
  • (*)痙攣筋:眼輪筋、皺眉筋、前頭筋、口輪筋、大頬骨筋、小頬骨筋、笑筋、広頚筋、オトガイ筋等
  • 3.痙性斜頚:A型ボツリヌス毒素として次の用量を緊張筋(*)に筋肉内注射する
  • 緊張筋が複数ある場合は、分割して投与する
  • 1).初回投与の場合には合計で30~60単位を投与する
  • 2).初回投与後4週間観察し、効果が不十分な場合には、更に追加で合計180単位を上限として投与することができる
  • 3).症状再発の場合には、合計で240単位を上限として再投与することができる
    • 但し、投与間隔は8週以上とする
  • (*)緊張筋:胸鎖乳突筋、僧帽筋、板状筋、斜角筋、僧帽筋前縁、肩甲挙筋、傍脊柱筋、広頚筋等
  • 4.上肢痙縮:A型ボツリヌス毒素として複数の緊張筋(*)に合計400単位を分割して筋肉内注射する
  • 1回あたりの最大投与量は400単位であるが、対象となる緊張筋の種類や数により、投与量は必要最小限となるよう適宜減量する
    • また、再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とする
  • (*)緊張筋:上腕二頭筋、上腕筋、腕橈骨筋、橈側手根屈筋、尺側手根屈筋、深指屈筋、浅指屈筋、長母指屈筋、母指内転筋等
  • 5.下肢痙縮:A型ボツリヌス毒素として複数の緊張筋(*)に合計300単位を分割して筋肉内注射する
  • 1回あたりの最大投与量は300単位であるが、対象となる緊張筋の種類や数により、投与量は必要最小限となるよう適宜減量する
    • また、再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とする
  • (*)緊張筋:腓腹筋(内側頭、外側頭)、ヒラメ筋、後脛骨筋等
  • 6.2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足:2歳以上の小児にはA型ボツリヌス毒素として4単位/kgを、罹患している腓腹筋の内側頭・外側頭の各々2ヵ所に筋肉内注射する
  • 両下肢に投与する場合は、4単位/kgを両肢に分割して投与する
  • 初回投与以後、効果不十分な場合にはヒラメ筋、後脛骨筋等へ投与することができる
    • なお、症状に応じて適宜増減することができる
    • 但し、1回の総投与量は200単位を超えないこととし、再投与は前回の効果が消失した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とする
  • 7.重度の原発性腋窩多汗症:A型ボツリヌス毒素として片腋窩あたり50単位を、複数の部位(10~15ヵ所)に1~2cm間隔で皮内投与する
  • 再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は16週以上とする
  • 8.斜視:成人及び12歳以上の小児にはA型ボツリヌス毒素として次の用量を外眼筋に筋肉内注射する
  • 1).初回投与:(1).上下斜視の場合:上直筋又は下直筋に1.25~2.5単位
  • (2).20プリズムジオプトリー未満の水平斜視の場合:内直筋又は外直筋に1.25~2.5単位
  • (3).20~50プリズムジオプトリーの水平斜視の場合:内直筋又は外直筋に2.5~5.0単位
  • (4).1カ月以上持続する外転神経麻痺の場合:内直筋に1.25~2.5単位
  • 2).初回投与後4週間観察し、効果が不十分な場合には、更に追加で初回投与量の2倍までの用量を上限として投与することができる
  • 3).前回の効果が減弱した場合には、過去に投与された1回投与量の2倍までの用量を上限として再投与することができる
    • 但し、投与間隔は12週以上とする
  • 4).1回の投与における1つの筋あたりの投与量は10単位を超えない
  • 9.痙攣性発声障害:A型ボツリヌス毒素として次の用量を内喉頭筋に筋肉内注射する
  • 1).内転型痙攣性発声障害:(1).初回投与:片側の甲状披裂筋に2.5単位を投与する
  • (2).再投与:前回の効果が減弱した場合には、片側又は両側の甲状披裂筋に再投与することができる
    • 但し、投与間隔は12週以上とする
    • なお、症状に応じて投与量を適宜増減することができるが、片側あたり2.5単位を超えない
  • 2).外転型痙攣性発声障害:(1).初回投与:片側の後輪状披裂筋に5.0単位を投与する
  • (2).再投与:前回の効果が減弱した場合には、片側の後輪状披裂筋に再投与することができる
    • 但し、投与間隔は12週以上とする
    • なお、症状に応じて投与量を適宜増減することができるが、5.0単位を超えない
  • 10.既存治療で効果不十分又は既存治療が適さない過活動膀胱における尿意切迫感、頻尿及び切迫性尿失禁:A型ボツリヌス毒素として100単位を排尿筋に分割して注射する
  • 再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とする
  • 11.既存治療で効果不十分又は既存治療が適さない神経因性膀胱による尿失禁:A型ボツリヌス毒素として200単位を排尿筋に分割して注射する
  • 再投与は前回の効果が減弱した場合に可能であるが、投与間隔は12週以上とする
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

ボトックス注用100単位の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • 筋萎縮性側索硬化症
    • 重症筋無力症
    • 尿路感染症
    • ランバート・イートン症候群
    • 全身性の神経筋接合部障害
    • 高度呼吸機能障害
    • 混合型痙攣性発声障害
    • 導尿を日常的に実施していない尿閉
    • 閉塞隅角緑内障
    • 狭隅角
    • 筋弛緩剤投与中
    • 筋弛緩作用を有する薬剤投与中
    • 慢性呼吸器障害
    • 重篤な筋萎縮
    • 重篤な筋力低下
    • 閉塞隅角緑内障素因
    • 嚥下困難
    • 心臓疾患
    • 前立腺肥大症
    • 痙縮
    • 下部尿路閉塞疾患
    • 痙攣発作素因
    • 重度障害を有する小児
    • 神経学的障害
    • ボツリヌス毒素製剤投与後
    • 陳旧性麻痺性斜視<外科的手術の施行時に拮抗筋の拘縮を緩和する場合を除く>
    • 50プリズムジオプトリーを超える斜視
    • 拘束型斜視
    • 外直筋弱化を伴うデュアン症候群
    • 過去の後転術による過矯正から生じた二次性斜視
    • 抗凝固薬投与中の痙攣性発声障害
    • 抗血小板薬投与中の痙攣性発声障害
    • 全身麻酔の必要な手術を予定している痙攣性発声障害
    • 抗凝固薬投与中の過活動膀胱
    • 抗凝固薬投与中の神経因性膀胱
    • 抗血小板薬投与中の過活動膀胱
    • 抗血小板薬投与中の神経因性膀胱
    • 自律神経異常反射を来しやすい背景を有する神経因性膀胱
    • 脊髄損傷等を有する神経因性膀胱
    • 導尿を実施していない過活動膀胱
    • 導尿を実施していない神経因性膀胱
    • ミオクローヌス性ジストニー

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際に慎重な判断が必要です。
    • 高齢者(65歳〜)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用の際、十分に注意して下さい。
    • 2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足(2歳〜14歳)
    • 小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足(0歳〜14歳)
    • 脳性麻痺を有する小児(0歳〜14歳)
    • 重度障害を有する小児(0歳〜14歳)
    • 小児脳性麻痺(0歳〜14歳)
  • 以下にあてはまる方は、服用・利用に際する指示があります。
    • 高齢者(65歳〜)
    • 2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足(2歳〜14歳)
    • 小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足(0歳〜14歳)
  • 以下にあてはまる方は、
    • 2歳以上の小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足(2歳〜14歳)
    • 小児脳性麻痺患者における下肢痙縮に伴う尖足(0歳〜14歳)

ボトックス注用100単位の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
ボツリヌス毒素製剤 神経筋接合部麻痺等が増強、呼吸困難、嚥下障害、重篤な副作用、過剰な筋弛緩、呼吸困難・嚥下障害等を発現するリスクが高まる
筋弛緩剤 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ダントロレンナトリウム 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
筋弛緩作用のある薬物 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
塩酸スペクチノマイシン 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
アミノグリコシド系抗生物質 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
硫酸ゲンタマイシン 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
硫酸フラジオマイシン 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ポリペプチド系抗生物質 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
硫酸ポリミキシンB 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
テトラサイクリン系抗生物質 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
リンコマイシン系抗生物質 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
抗痙攣剤 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
バクロフェン 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
抗コリン作用を有する薬剤 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ブチルスコポラミン臭化物 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
トリヘキシフェニジル塩酸塩 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ベンゾジアゼピン系化合物 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ジアゼパム 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
エチゾラム 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
ベンザミド系薬剤 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
塩酸チアプリド 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩
スルピリド 嚥下障害、閉瞼不全・頚部筋脱力等の過剰な筋弛緩

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