副腎皮質ホルモン(眼科用外用薬)
抗炎症作用や抗アレルギー作用によって眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの炎症性疾患や手術後の眼の炎症などを抑える薬
同義語:
ステロイド

副腎皮質ホルモン(眼科用外用薬)の解説

副腎皮質ホルモン(眼科用外用薬)の効果と作用機序

  • 炎症作用や抗アレルギー作用によって眼瞼炎結膜炎角膜炎などの炎症性疾患や手術後の眼の炎症などを抑える薬
    • 眼の炎症性疾患はアレルギーや外傷など何らかの原因によって炎症が起こっている状態
    • 副腎皮質ホルモンステロイド)は抗炎症作用や免疫反応を抑える抗アレルギー作用などをもつ
    • 本剤は副腎皮質ホルモンの点眼用製剤である
  • 製剤によっては点眼用以外の用途(点耳用や点鼻用)で使用するものもある

副腎皮質ホルモン(眼科用外用薬)の薬理作用

 

眼瞼炎、結膜炎、角膜炎などの眼の炎症性疾患はアレルギーや外傷など何らかの原因によって炎症が起こっている状態。

副腎皮質ホルモン(ステロイド)は体内の炎症物質を抑える抗炎症作用や免疫反応を抑える抗アレルギー作用などをもつ。

本剤は副腎皮質ホルモン(ステロイド)の点眼用製剤であり抗炎症作用や抗アレルギー作用などにより、何らかの原因で起きている眼の炎症を抑える。また本剤は眼手術後の炎症を抑える目的で使用する場合もある。

製剤の中には点眼用以外の用途(点耳用や点鼻用)で使用するものもある。

副腎皮質ホルモン(眼科用外用薬)の主な副作用や注意点

  • 眼への症状
    • 刺激感などがあらわれる場合がある
  • 緑内障
    • 頻度は非常に稀だが、連用により眼圧が上昇し緑内障があらわれる場合がある
    • 目の充血、目の痛み、目のかすみ、視野が狭くなるなどの症状がみられる場合は放置せず、すみやかに医師や薬剤師に連絡する
  • 角膜ヘルペス角膜真菌症など感染症に関しての注意
    • 頻度は非常に稀だが、副腎皮質ホルモン免疫抑制作用により感染症にかかりやすくなる場合がある

副腎皮質ホルモン(眼科用外用薬)の一般的な商品とその特徴

プレドニン

  • 点眼用の剤形として眼軟膏がある

オルガドロン

  • 0.1%液剤に関して
    • 点眼用以外に、点耳用、点鼻用としても使用される

サンテゾーン

  • 点眼液(0.02%、0.1%)と眼軟膏があり用途などによって選択が可能

フルメトロン、オドメール

  • 懸濁性点眼液であり、使用前によく振り混ぜてから点眼する

リンデロン

  • 濃度によって規格が分かれ、用途も異なる場合もある
    • 0.01%液剤(外用)は点眼用として使用する
    • 0.1%液剤(外用)は点眼用以外に、点耳用、点鼻用としても使用される
  • リンデロンAに関して
    • リンデロンの成分に抗菌薬(フラジオマイシン)を配合した製剤
    • 液剤と眼軟膏があり用途などによって選択が可能
    • リンデロンA液は点眼用又は点鼻用として使用できる(難聴が発現するおそれがあるため、耳内へは投与しない)