非定型抗精神病薬(ドパミンD2受容体部分作動薬)
脳内のドパミン受容体やセロトニン受容体への作用により、幻覚、妄想、感情や意欲の障害などを改善する薬
非定型抗精神病薬(ドパミンD2受容体部分作動薬)を使う主な病気
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うつ病
抑うつ気分、意欲低下、希死念慮(死にたいと思うこと)などが2週間以上持続する状態。治療は薬や認知行動療法など -
統合失調症
幻覚・妄想・まとまりのない言葉や行動などを特徴とする病気。若い人に多く、全人口の1%近くが経験する。治療によって社会復帰できる場合も多い -
双極性障害(躁うつ病)
躁状態と抑うつ状態を繰り返す病気。躁状態だけあらわれる場合も双極性障害と呼ぶ。 -
自閉スペクトラム症(自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害)
社会性やコミュニケーションに関連する脳の働きに、発達段階で障害がでること