いせつじょごしょうこうぐん
胃切除後症候群
胃切除手術の後に起こるさまざまな障害の総称
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最終更新: 2018.12.12
胃切除後症候群の基礎知識
POINT 胃切除後症候群とは
胃切除後症候群は胃を切除する手術を行った後に起こる障害の総称です。主な症状は下痢・吐き気・嘔吐・めまい・頭痛・動悸などになります。胃切除後症候群のうち食後に症状が現れるものをダンピング症候群といいます。意識消失を起こすこともあるので注意が必要です。 胃切除後症候群は症状や身体診察で診断できることがほとんどですが、場合によっては内視鏡検査を行うことがあります。治療は食事の摂り方を工夫することが基本となります。少量の食事を回数かけて摂取すると症状が出にくくなります。胃切除後症候群が心配な人や治療したい人は、消化器内科や消化器外科を受診して下さい。
胃切除後症候群について
胃切除後症候群の症状
胃切除後症候群の検査・診断
- 基本的には
問診 と診察から診断を行う
胃切除後症候群の治療法
- ダンピング症候群に対する治療法
- 食事療法が一般的
- 低糖質、高タンパク質、適度な脂肪の食事
- 水分を少なめにする
- 1日5-6回に分けて少量ずつ食事を摂るようにする
- 冷たいものは避ける
- 薬物療法(食事療法で改善されない場合)
- 抗
ヒスタミン 薬 - 胃薬
抗不安薬 - 鎮痙薬
- 抗
- 食事療法が一般的
胃切除後症候群のタグ
胃切除後症候群に関わるからだの部位
