しんけいばいどく
神経梅毒
梅毒の原因であるスピロヘータが神経に感染した状態
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最終更新: 2022.02.21
神経梅毒の基礎知識
POINT 神経梅毒とは
梅毒が進行して神経に影響の出た状態です。梅毒はHIV感染と合併することが多いため、同時にHIV感染が起こってないかの検査も必要です。神経梅毒になったときの症状は、頭痛・麻痺・感覚障害・排尿障害・認知機能低下・人格の変化などが挙げられます。背中に針を刺して脳脊髄液を採取して、その中に梅毒スピロヘータが存在しているかどうかを確認する検査を行います。治療には抗菌薬(ペニシリン)を用います。 神経梅毒は梅毒が進行した病気です。そのため、梅毒の初期から感染を疑うことが大切です。梅毒が性感染症であることを踏まえながら、リスク(不特定多数との性行為、コンドームをつけない性行為など)を自覚をした時には検査を行いましょう。神経梅毒が気になる方は感染症内科や神経内科を受診して下さい。
神経梅毒について
神経梅毒の症状
神経梅毒の検査・診断
神経梅毒の治療法
抗菌薬 (ペニシリン)を使用する- 3週間程度の継続した治療が必要
HIV 感染やAIDSのある場合は、HIVの治療も並行する必要がある