うぃすこっとおるどりっちしょうこうぐん
ウィスコットオルドリッチ症候群
遺伝子の異常により、先天的に(生まれつき)血小板減少と免疫力低下を引き起こす病気
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最終更新: 2017.12.14
ウィスコットオルドリッチ症候群の基礎知識
POINT ウィスコットオルドリッチ症候群とは
生まれつきに血小板の数が少なく免疫力も低下している病気です。主に男児に起こる病気です。出血しやすく、腸炎や肺炎を繰り返しやすいため、血便や下血、息苦しさを起こします。 血液検査や遺伝子検査を行って診断します。感染に対しては抗菌薬を用いて治療します。重症の場合は幹細胞移植を行うことがあります。ウィスコットオルドリッチ症候群が心配な人や治療したい人は、血液内科を受診して下さい。また、繰り返す感染にお困りの場合は感染症内科にご相談下さい。
ウィスコットオルドリッチ症候群について
- 遺伝子の異常により、先天的に(生まれつき)
血小板 減少と免疫 力低下を引き起こす病気 X染色体 のWASP遺伝子と呼ばれる部位の異常が原因となる- 主に男児に発生する
ウィスコットオルドリッチ症候群の症状
ウィスコットオルドリッチ症候群の検査・診断
- 血液検査
血小板 数の減少免疫 を担当する抗体 量の減少
- 遺伝子検査
ウィスコットオルドリッチ症候群の治療法
感染症 に対して抗菌薬 を用いたり、血小板 減少には輸血を行うなど対症療法 を行う- 重症例には同種
造血幹細胞移植 を検討する