がいじどうへいさしょう
外耳道閉鎖症
外耳道(耳の穴)が狭くなったり閉じてしまったりしている状態。音が伝わらないことから難聴が生じる
5人の医師がチェック 34回の改訂 最終更新: 2017.12.06

外耳道閉鎖症の基礎知識

POINT 外耳道閉鎖症とは

外耳道が狭くなったり、閉じてしまったりしている状態です。生まれつきの場合と、外耳道の炎症やけが、手術後の変化でおこる後天性があります。先天性の場合は、他の耳の形態異常や、小顎症や口蓋裂などの顔面の形態異常を伴うことが多いです。後天性の場合は慢性的な炎症や、交通事故による外耳道損傷、骨などの腫瘍が原因になることがあります。症状は難聴です。診断は外耳孔の閉鎖や狭窄を確認し、閉鎖部位を確認するためにCT検査を行います。治療は補聴器を用いたり、外耳道を作る手術などを行います。先天性で両側性の場合は就学前に治療が必要になります。先天的に耳の穴がない場合や、難聴が徐々に悪化している場合などでは耳鼻咽喉科に受診してみましょう。

外耳道閉鎖症について

  • 外耳道(耳の穴)が狭くなったり閉じてしまったりしている状態。音が伝わらないことから難聴が生じる状態
  • 先天性後天性の原因が
    • 先天性:耳介の形態異常、小耳症など
    • 後天性:外傷、慢性的な刺激、耳の慢性炎症性疾患など
  • 後天性のものは、サーフィンや水泳を行っている人などに多く、サーファーズイヤーとも呼ばれている
  • 一緒に出現しやすい病気

外耳道閉鎖症の症状

  • 難聴が起こる
  • 難聴をそのままにしておくと、精神遅滞やコンプレックスを起こすことがある
    • 早めに手術をしたり補聴器を用いて補正することが重要

外耳道閉鎖症の検査・診断

  • 血液検査やレントゲン検査などは行わず、基本的に問診と診察で診断する
    • 耳鏡で耳の中を観察する

外耳道閉鎖症の治療法

  • 原則として手術による治療を行う
    • 外耳道のみに症状があり、手術で改善が見込まれる場合には外耳道形成術を行う
    • 耳介に形態の異常がある場合、耳介形成術を行う
    • 中耳(鼓膜の奥の部分)に形態の異常がある場合、鼓室形成術
  • 両耳に発症している場合は、早い段階で補聴器の使用や手術を行う必要がある
    • 手術による治療を行っても、外耳道が再び狭くなったり、聴力が悪くなったりすることがある


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