こうりんししつこうたいしょうこうぐん
抗リン脂質抗体症候群 (APS)
身体の中に血栓でできやすくなる膠原病の一種で、特に女性に多い。流産の原因となることがある
11人の医師がチェック 132回の改訂 最終更新: 2017.07.21

Beta 抗リン脂質抗体症候群 (APS)についての医師コメント

SLEに合併する病気の中でも問題となるものの一つです。習慣流産があったり、若くて動脈硬化のあまりないような人が脳梗塞や虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)になった場合には、本疾患を疑います。
実際、若くて脳梗塞を起こしそうもないような人が脳梗塞になった場合には原因精査としてまず検査する病気のひとつです。脳卒中ガイドラインにも、「脳卒中患者のIgG抗カルジオリピン抗体の陽性率は、8.2~9.7%と高い」と記載されています。
一度脳梗塞を起こしてしまったら、脳梗塞の治療をしておしまい、というわけにはいきません。再発リスクが非常に高く、無治療のまま放置しているとまず再発すると考えてよいでしょう。アスピリンやワルファリンの内服をずっとしていただく必要があります。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.05.10