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亜急性皮膚エリテマトーデス

顔、体、腕などにできる薄い赤みがかった円形の発疹。全身性エリテマトーデス(SLE)でこの発疹が見られることもあります。

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7人の医師がチェック 54回の改訂 最終更新: 2017.05.23

亜急性皮膚エリテマトーデスの基礎知識

亜急性皮膚エリテマトーデスについて

  • 顔、体、腕などにできる薄い赤みがかった円形の発疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称
  • 全身性エリテマトーデスシェーグレン症候群などの膠原病複数の臓器に炎症がみられる病気の総称。有名なものとしては関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどがあるでも見られるため、この発疹が見られた時はこれらの疾患がないか調べる必要がある
     この発疹を認める約半数の方が全身性エリテマトーデスの診断基準を満たす

亜急性皮膚エリテマトーデスの症状

  • 顔、体、腕などに以下のような発疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称ができる
    • 中央の色が薄い円形(環状)の赤い皮疹皮膚に起こる、何かしらの目に見える変化の総称
    • 表面がかさかさした盛り上がりのある皮疹(丘疹皮膚にできる発疹を表す言葉の一種で、しこりやできもののように盛り上がったもののうち、通常1cm以下のものを指す
  • 全身性エリテマトーデス合併ある病気や治療によって、他の病気や病態が引き起こされることした場合も腎症状や神経症状が出ることは少ない

亜急性皮膚エリテマトーデスの検査・診断

  • 血液検査
  • 皮膚生検病気(病変)の一部を採取すること。また、それを顕微鏡で詳しく調べる検査のこと。病気の悪性度の確認や、他の検査では診断が難しい病気の診断のために行われる
       皮膚の組織の一部を取って顕微鏡で調べる

亜急性皮膚エリテマトーデスの治療法

  • ステロイド副腎で作られるホルモンの1つ。ステロイドホルモンを薬として使用すると、体の中の炎症や免疫反応を抑えることができるため、様々な病気の治療で用いられている外用薬点滴を含む注射や、内服以外の薬のこと。塗り薬、貼り薬、座薬をはじめ、眼・耳・鼻・口腔内に用いる薬も含まれる
    • 外用薬で良くならない場合、飲み薬のステロイドや免疫病原体に対する体の防御システム。何かのきっかけで、免疫が過剰反応している状態がアレルギーで、免疫が自分自身の体を攻撃してしまうのが自己免疫疾患抑制薬を使うこともある
  • 紫外線に浴びることで、症状が出現したり悪化したりすることがわかっている
    • 紫外線にできるだけ当たらないよう、強い日焼け止めや長袖・長ズボンを服を身に着けることが重要

亜急性皮膚エリテマトーデスの経過と病院探しのポイント

亜急性皮膚エリテマトーデスかなと感じている方

亜急性皮膚エリテマトーデスでは、胸や首などに赤い皮膚のまだら模様や円状の色の変化が現れます。

ご自身の症状が亜急性皮膚エリテマトーデスでないかと心配になった時、最初に受診するのは皮膚科が良いでしょう。亜急性皮膚エリテマトーデスの診断は問診医師が、ある症状や病気についての経過を聞き、質問を繰り返すことと診察、血液検査などで行います。また皮膚生検病気(病変)の一部を採取すること。また、それを顕微鏡で詳しく調べる検査のこと。病気の悪性度の確認や、他の検査では診断が難しい病気の診断のために行われるといって、患部の皮膚を少量だけ採取して顕微鏡で観察することが確実な診断のためには最も有用です。他の病気を除外するためにレントゲンX線(放射線)を使って、体の中の状態を簡易的に調べる画像検査MRI磁力(電磁波)を用いて、脳や内臓、筋肉、骨などの組織を詳しく調べる検査などの検査を行うこともありますが、画像検査で亜急性皮膚エリテマトーデスそのものを診断することはできません。

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亜急性皮膚エリテマトーデスでお困りの方

亜急性皮膚エリテマトーデスは自己免疫疾患本来は外敵を倒すために働くはずの免疫が、何らかの異常によって自分の体を攻撃してしまう病気の総称といって、免疫病原体に対する体の防御システム。何かのきっかけで、免疫が過剰反応している状態がアレルギーで、免疫が自分自身の体を攻撃してしまうのが自己免疫疾患細胞(白血球血液の中にある血球の一種。免疫を担当しており、病原体が体内に入って来た時に、それと戦う役割を担う)が不適切に活動してしまうことが原因の病気です。したがって治療は、この免疫細胞の働きを抑えるような内服薬飲み薬のことになります。

患者さんによって効果的な薬が異なることや、同じ薬でもどの程度の量で効果があるかが異なることから、通院しながら少しずつ薬を調整して、その人に合った処方を探します。多くの方にとって、治療のために入院が必要となる病気ではありませんが、完治が簡単に望める病気でもなかなかないため(症状が取れたり、薬の内服が必要なくなったりすることはあります)、継続的に通院を続ける必要があります。

亜急性皮膚エリテマトーデスは、全身性エリテマトーデスSLE)と症状が重なる疾患です。SLEの場合は膠原病複数の臓器に炎症がみられる病気の総称。有名なものとしては関節リウマチ、全身性エリテマトーデスなどがある科で診療をしますが、亜急性皮膚エリテマトーデスの場合には皮膚科が通院先になることも多いです。これらの病気は適切な治療を行っていても症状を抑えるのに時間がかかったり、再発を繰り返したりすることがあります。そのような時に疑問を伝えて相談できるような、信頼できる主治医を見つけることが大切です。

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