こつにくしゅ
骨肉腫
骨にできる悪性腫瘍。10代で発症することが多い
8人の医師がチェック 71回の改訂 最終更新: 2018.11.20

骨肉腫の基礎知識

POINT 骨肉腫とは

骨にできる悪性腫瘍のことです。10代や20代での発症がよくみられ、膝や肩に近い部位にできます。骨肉腫の症状として、痛みや腫れ、骨が脆くなって骨折しやすくなるなどがあります。画像検査としてレントゲンやCT検査、MRI検査、骨シンチグラフィがあり、診断の確定を行う際には病理検査(病気が疑われる部分を一部取り出して顕微鏡で見る検査)が行われます。手術や放射線、抗がん剤によって治療が行われます。骨腫瘍が心配な人は整形外科を受診してください。

骨肉腫について

  • 骨にできる悪性腫瘍がん
    • 遺伝子の異常が関わっていると言われている
    • 骨にできる悪性腫瘍の中では最も多い
  • 日本では年間約500人が発症
    • 10歳代で発症することが多い(次いで20代が多い)
  • 膝や肩に近い部位にできることが多い
    • 75%が太ももの骨とすねに発症する
  • 肺に転移することが多い

骨肉腫の症状

  • 痛みが続く
  • 腫瘍部位の腫れ
  • がんが進行すると骨がもろくなり、骨折に至る
  • 発症してしばらく症状が見られないことも多い
  • 若年期に発症することが多いので、スポーツによる筋肉痛や打撲程度にしか考えられず、発見が遅れる場合がある

骨肉腫の検査・診断

  • 画像検査:骨の炎症がん転移、治療の効果などを調べる
    • レントゲン検査
    • CT検査
    • MRI検査
    • 骨シンチグラフィ検査
  • 組織診:組織を採取し、がん細胞があるか調べる
  • 血液検査:特徴的な値を示すことがある

骨肉腫の治療法

  • 主な治療
    • 手術:できるだけ腫瘍ができた足を残すことを考えるが、切断することもある
      • 患肢温存術:人工関節手術、移植手術
      • 切断術
    • 放射線療法:術前に腫瘍を小さくしたりするために行うことがある
    • 化学療法

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