もうみゃくらくまくえん
網脈絡膜炎
眼球の奥の壁を覆う膜である「脈絡膜」と「網膜」が炎症を起こした状態
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最終更新: 2023.01.09
網脈絡膜炎の基礎知識
POINT 網脈絡膜炎とは
目の内側の後方にある膜である「脈絡膜」と「網膜」が炎症を起こしている状態です。症状としては視力の低下、眼のかすみ、まぶしさ、飛蚊症(蚊が飛んでいるように見える)があります。原因として結核・梅毒などの感染症、サルコイドーシス・ベーチェット病などの自己免疫疾患があります。より詳しく調べるため、眼底検査や血液検査などが行われます。治療は原因となっている病気により異なります。例えば、感染症であれば抗菌薬、自己免疫疾患であればステロイド薬の点眼などです。未治療では失明につながる可能性があるため、注意が必要です。気になる人は眼科を受診してください。
網脈絡膜炎について
網脈絡膜炎の症状
- 視力の低下
- 眼のかすみ
- まぶしさ
飛蚊症 :蚊が飛んでいるように見える
網脈絡膜炎の検査・診断
眼底検査 :瞳孔から眼の中の濁り具合を調べる- 蛍光
眼底 造影 検査:腕から造影剤を注射して眼の中の血管の状態を調べる - 血液検査:原因となる病気を調べる
網脈絡膜炎の治療法
- 基本的には薬物療法を行う
- 原因となる病気の治療を行う
感染症 に対しては抗菌薬 や抗ウイルス 薬など自己免疫疾患 に対してはステロイド薬 など
- 未治療では
失明 につながる可能性があるため、早期に検査や診断を行う必要がある
- 原因となる病気の治療を行う
網脈絡膜炎が含まれる病気
網脈絡膜炎のタグ
網脈絡膜炎に関わるからだの部位
