湿疹（皮膚炎）の症状について：赤み、かゆみ、ぶつぶつなど

湿疹では皮膚に赤み、かゆみ、ぶつぶつができます。身体のどこにでもできますが、特に手、肘の内側、膝裏などにできやすいです。湿疹を放置すると皮膚の黒ずみやガサつきの原因になることもありますので、症状が続く場合には皮膚科のお医者さんに相談するようにしてください。

1. 湿疹の症状について

湿疹は刺激物質や乾燥などが原因で皮膚に炎症を起こす病気です。湿疹では以下のような症状が現れます。

• 皮膚が赤くなる
• 皮膚がかゆくなる
• 皮膚がぶつぶつする
• 皮膚に水ぶくれができる

これらの症状が続くと、皮膚の黒ずみやガサつきの原因になります。皮膚が黒ずんだり、ガサつくようになってしまうと治すのが難しいので、湿疹の症状が続く場合には、皮膚科のお医者さんに相談することをお勧めします。

2. 湿疹ができやすい場所について

湿疹は身体のどの部分にもできますが、特にできやすい場所は以下の通りです。

• 手
• 肘の内側
• 脇
• 頭皮
• 膝裏
• 陰部

また、湿疹のできた場所や生活状況から原因がわかる場合もあります。例えば、水仕事の多い人の手できた湿疹であれば、洗剤や石けんが原因である可能性が高いと考えられます。脇や膝裏の場合には汗が原因の可能性があります。

陰部など話しにくい場所のこともあるかもしれませんが、病院に受診した際には、湿疹ができた場所を話すと治療の計画が立てやすくなります。

3. 赤ちゃんではどんな症状があらわれやすい？

湿疹は赤ちゃんにもできやすい病気です。赤ちゃんにできた湿疹も大人と同様、皮膚の赤みやぶつぶつなどの発疹があらわれます。ただし、赤ちゃんは皮膚にかゆみなどを訴えることができません。以下のような状況は湿疹ができているサインの可能性があります。

• 機嫌が悪い状態が続いている
• お風呂の時にお湯をかけると泣き出す
• 痒そうに身体をよじらせている

湿疹はおむつの中など、見えにくい場所にできることもあります。赤ちゃんが普段と様子違うと感じる場合には、湿疹がないか探してみると良いかもしれません。