ねっちゅうしょう
熱中症
周囲の気温の上昇や過度の運動により、体温が上昇して発生する健康障害のこと
10人の医師がチェック 103回の改訂 最終更新: 2017.12.06

Beta 熱中症についての医師コメント

熱中症というと部活をやり始めの1年生が真夏にしごかれて水分もろくにとれず、不幸にして発症してしまうというイメージが強いかと思います。こういった不幸な事故は、近年熱中症に気をつけましょうというキャンぺーンのおかげもあり減少傾向にあると思います。本当に気をつけなければならないのは乳幼児、高齢者です。
乳幼児はうまく汗をかけず体温の調節ができません。ベビーカーで外に連れ出していると、ついつい様子を観察することを怠りがちです。あまり暑くない格好をさせ、注意深く観察することが重要です。
高齢者については、「クーラーが嫌い」という人が多いです。そのため、室内での熱中症が多いということが特徴です。また喉の渇きを自覚しにくいので適度な水分摂取ができないことも多いです。身体機能が加齢に伴い落ちているので重症になりやすく注意が必要です。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.05.03

高齢の方はクーラーを嫌い、夏も熱い室内で過ごされることが多いです。そんな中で気づかずに熱中症になる方も少なくありません。夏の救急外来には「元気がない」とご家族に連れてこられた高齢者で、結果的に熱中症が原因だと思われる方が少なくありません。たいていは輸液によって回復されますが入院となる方もいらっしゃいますし、脱水により脳梗塞をきたしたと思われる方を見たことすらあります。クーラー不使用には、風があたるのが苦手だったりクーラーの使用が贅沢に思えたりなどさまざまな理由があるようですが、風向きや位置を工夫したり必要性を理解していただいたりすることで熱中症を予防するのは大切です。また、水分の接種はスポーツドリンクなどの電解質を含む飲み物で行いましょう。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.04.19

まずはいち早く疑うこと。
上記Ⅱ度以上の症状があれば入院の可能性があるので(すなわち点滴が必要)受診を。
ひとり発症したら同じ環境で活動する全員が発症しかけているため、すぐに活動を中止し涼しい環境を整えること。
なぜなら多数傷病者が同時に発生すると定義上災害となり、通常の病院はパンクしてしまいます。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.03.05