ぜんしんせいえりてまとーです(えすえるいー)
全身性エリテマトーデス(SLE)
本来なら身体を守ってくれる免疫のシステムが自分自身を攻撃してしまい、全身に様々な症状を起こす病気
13人の医師がチェック 150回の改訂 最終更新: 2025.10.06

全身性エリテマトーデスの生存率は?

全身性エリテマトーデスの生存率は?

近年の全身性エリテマトーデスの5年生存率は95%以上です。1940年代の全身性エリテマトーデスの生存率は40%程度であり、免疫抑制薬を使った治療により生存率は大きく改善しています。

それでも死亡率は一般人口と比較すると未だに高いです。全身性エリテマトーデスの患者27,123人のデータから算出された死亡率は一般人口の2.6倍であったという報告があります。中でも死亡率が高い原因は感染症、腎障害、心血管障害です。

全身性エリテマトーデスの生存率の改善に寄与した免疫抑制薬ですが、副作用により感染症や心血管障害を起こすリスクにも注意が必要です。具体的には感染症予防のため手洗いやマスク着用をする、心血管障害の管理として偏った食事をとらない、といったことになります。
 
出典:Arthritis Care Res (Hoboken). 2014 Apr;66(4):608-16.