ようついねんざ(ぎっくりごし)
腰椎捻挫(ぎっくり腰)
急に重いものをもちあげたり、体を強くひねったりすることで、背骨のまわりの組織に障害が生じ、急激な痛みが出た状態
12人の医師がチェック 120回の改訂 最終更新: 2018.02.09

Beta 腰椎捻挫(ぎっくり腰)のQ&A

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)の原因、メカニズムについて教えて下さい。

    腰椎(背骨の腰の部分の骨)は、5つの骨からなります。腰椎同士は、椎間板(腰椎の間でクッションの働きをする)や靭帯、筋肉で繋がれています。腰を無理にひねったり、重い物を持ち上げると、椎間板や靭帯、筋肉の一部が引き延ばされたり、断裂することが原因で腰椎捻挫(ぎっくり腰)が起こります。

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)と椎間板ヘルニアの違いについて教えて下さい。

    椎間板ヘルニアは、背骨(椎骨)同士のクッションの働きをする椎間板が、何らの理由によりはみ出てしまうことで、神経を圧迫する病気です。腰痛に加えて、足(特に太ももの裏側)のしびれや痛みが足に広がるなどの症状がみられます。

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)は、どんな症状で発症するのですか?

    突然の激しい腰痛により、身動きができなくなることもあります。安静にしていると痛みはおさまりますが、動こうとすると痛みが強くなります。症状が出てから数日間は、せきやくしゃみをすることでも、痛みが生じます。

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)は、どのように診断するのですか?

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)を明確に診断できる検査はありません。他の疾患が疑われる場合は、必要に応じて、レントゲンやCT、MRIなどの画像診断を行い、骨や筋肉などに異常がないことを調べます。

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)の治療法について教えて下さい。

    強い痛みが生じている場合は、ベッドで安静にします。数時間から半日安静にし、痛みが落ち着いてきたら、動ける範囲で活動を行う方が、早く痛みが改善することも知られています。活動する際には、出来るだけ身体をひねらないようにすることで、強い痛みを避けることが出来ます。  強い痛みが長く続く場合には、痛みが生じている部分に対し麻酔薬を注射したり、鎮痛消炎薬を服用します。鎮痛消炎薬には、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)やアセトアミノフェンがよく用いられます。

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)が起こったあとに運動をした方が良いですか。

    腰痛体操を含めた運動療法は、何もしないときと比べても、痛みを減らすために効果があるとは言い切れません。運動に加えて腰部を温めることで、痛みが改善しやすいことが知られています。

    腰椎捻挫(ぎっくり腰)に関して、日常生活で気をつけるべき点について教えて下さい。

    日頃から腰部周囲の腹筋や背筋を鍛えておくことや、腰部の周りの筋肉をストレッチすることが、腰椎捻挫(ぎっくり腰)の予防につながることが知られています。

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