小児用ヒストミンかぜシロップD

小児用ヒストミンかぜシロップDの基本情報

小児用ヒストミンかぜシロップDの概要

商品名 小児用ヒストミンかぜシロップD
薬のタイプ 内服 / 指定第2類
製造会社 小林薬品工業
販売会社名 小林薬品工業

小児用ヒストミンかぜシロップDの特徴

●小児用ヒストミンかぜシロップDは、発熱、せき、鼻水などのかぜの諸症状に効果のある成分に加え、苦しいせきやたんを緩和する3つの生薬(カンゾウ・キキョウ・ナンテンジツ)を配合した、コデインを含まない小児用かぜ薬です。
●小さなお子様でも飲みやすい黒糖風味のシロップです。

小児用ヒストミンかぜシロップDの効果・効能

かぜの諸症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、のどの痛み、せき、たん、悪寒、発熱、頭痛、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和。

小児用ヒストミンかぜシロップDの構成成分

30mL中 アセトアミノフェン300mg、クロルフェニラミンマレイン酸塩2.5mg、デキストロメトルファン臭化水素酸塩水和物16mg、dl-メチルエフェドリン塩酸塩10mg、グアイフェネシン45mg、無水カフェイン50mg、カンゾウエキス330mg(甘草1100mgに相当)、キキョウ流エキス0.3mL(キキョウ300mgに相当)、ナンテンジツ流エキス0.36mL(南天実360mgに相当)

小児用ヒストミンかぜシロップDの用法・用量

3歳~6歳:1回5mL。
1日3回食後なるべく30分以内に服用してください。
また、必要な場合には就寝前に用いてもよく、やむをえない場合には約4時間の間隔をおいて6回まで服用できます。
(添付の目盛付コップではかり服用してください。)
3歳未満:服用しないでください。
<用法・用量に関連する注意>
1.用法・用量を厳守してください。
2.小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
3.開栓時、手指にケガをしないようご注意ください。
4.本剤は生薬エキスを含有していますので、まれに沈でんを生じることがありますが効果には影響ありません。よく振ってから服用してください。

小児用ヒストミンかぜシロップDの主な副作用

1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
(1)医師又は歯科医師の治療を受けている人。
(2)妊婦又は妊娠していると思われる人。
(3)授乳中の人。
(4)高齢者。
(5)薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
(6)次の症状のある人。 高熱、むくみ、排尿困難
(7)次の診断を受けた人。 甲状腺機能障害、糖尿病、心臓病、高血圧、肝臓病、腎臓病、胃・十二指腸潰瘍緑内障
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
関係部位・・・症状
皮膚・・・発疹発赤、かゆみ
消化器・・・吐き気・嘔吐、食欲不振
精神神経系・・・めまい
呼吸器・・・息切れ、息苦しさ
泌尿器・・・排尿困難
その他・・・過度の体温低下
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けること。
症状の名称・・・症状
ショックアナフィラキシー)・・・服用後すぐに、皮膚のかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる。
皮膚粘膜眼症候群スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死融解症、急性汎発性発疹性疱症・・・高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮膚の広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮膚上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する。
薬剤性過敏症症候群・・・皮膚が広い範囲で赤くなる、全身性の発疹、発熱、体がだるい、リンパ節(首、わきの下、股の付け根等)のはれ等があらわれる。
肝機能障害・・・発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。
腎障害・・・発熱、発疹、尿量の減少、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる。
間質性肺炎・・・階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。
アルドステロン症、ミオパチー・・・手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
ぜんそく・・・息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる。
再生不良性貧血・・・青あざ、鼻血、歯ぐきの出血、発熱、皮膚や粘膜が青白くみえる、疲労感、動悸、息切れ、気分が悪くなりくらっとする、血尿等があらわれる。
無顆粒球症・・・突然の高熱、さむけ、のどの痛み等があらわれる。
3.服用後、次の症状があらわれることがあるので、このような症状の持続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること
口のかわき、眠気
4.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談すること

小児用ヒストミンかぜシロップDの添付文書

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※添付文書のPDFファイルは随時更新しておりますが、常に最新であるとは限りません。予めご了承ください。