2016.01.07 | ニュース

若い女性に多い「バセドウ病」の特徴は手の機能にも現れる?

95人を分析
from Journal of rehabilitation research and development
若い女性に多い「バセドウ病」の特徴は手の機能にも現れる?の写真
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バセドウ病は、20代から40代の女性に多く、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで、動悸や汗、眼球突出(目が飛び出す)、手の震えなどを起こす病気です。今回の研究では、バセドウ病が手の機能にどのように影響するか検証しました。

◆バセドウ病と手の機能の関係は?

今回の研究では、バセドウ病患者51人と健康な人44人を比較し、バセドウ病と手の機能にどのような関係があるか検証しました。

 

◆バセドウ病では、手の機能が低くなる

以下の結果が得られました。

甲状腺機能亢進症の患者と健康なコントロールでは、PGTとDHIのスコアについて、有意な差が認められた(p<0.05)。

バセドウ病の場合、手の細かい動きや日常生活でどのくらい手を使うことができているか、といったスコアが低くなるという結果でした。

 

今回の結果だけでは、バセドウ病が手の機能を悪くする直接の原因になっていたかは述べられません。例えば、バセドウ病の人は体調などにより活動量が低下し、筋力の低下や細かい手の動きをする機会が少なくなることも考えられます。今後、そのような要因を踏まえた検証が進むことを期待します。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Effects of hyperthyroidism on hand grip strength and function.

J Rehabil Res Dev. 2015

[PMID: 26562373]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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