2015.12.29 | ニュース

妊娠中のストレスと流産の関係

146,031人を分析
from Journal of epidemiology and community health
妊娠中のストレスと流産の関係 の写真
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妊娠中の過度なストレスは、お腹の中にいる赤ちゃんにも影響する可能性は十分に考えられます。今回の研究では、近親者の死別による重大なストレスが、流産などと関連するか検証しました。

◆重大なストレスと流産などの関連は?

今回の研究では、流産・死産などがあった女性146,031人を含む集団のデータを対象に、ストレスと流産などの関連性を検証しました。ストレスは、子供や兄弟、親といった近親者の死別によるものとしました。

 

◆ストレスが大きいと流産などの可能性が高い

以下の結果が得られました。

妊娠マッチした解析(女性423人を対象)の結果、より強く、有意な関連性が示された(調整済みハザード比1.83、95%信頼区間1.49-2.25)。

妊娠中に強いストレスを受けた女性では、流産などになる危険性が1.83倍高いという結果でした。

 

妊娠中の過度なストレスは母体だけではなく、赤ちゃんにも影響する可能性があります。想像するのも非常に辛いことですが、もし万一の不幸に見舞われた場合は、医師に相談することも大事です。

執筆者

Shuhei Fujimoto

参考文献

Severe stress following bereavement during pregnancy and risk of pregnancy loss: results from a population-based cohort study.

J Epidemiol Community Health. 2015 Nov 19

[PMID: 26584858]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。