2015.10.15 | ニュース

高タンパクの朝食で体脂肪をセーブ!

57人のランダム化試験
from Obesity (Silver Spring, Md.)
高タンパクの朝食で体脂肪をセーブ!の写真
(C) Iosif Yurlov - Fotolia.com

健康的な食生活には朝食が大切と言われています。朝食にはどんなものを食べるとよいのでしょうか。朝食を抜く習慣のある若い肥満傾向の人を対象に、高タンパクの朝食による効果を調べる研究が行われました。

◆高タンパク朝食を12週間

この研究では、19歳前後でBMI(体重÷身長の2乗)が25以上の過体重または肥満にあたり、朝食を抜く習慣がある人57人が対象となりました。

対象者はランダムに3グループに分けられ、13gのタンパク質を含む普通の朝食を食べるか、カロリー量が同じで35gのタンパク質を含む高タンパク朝食を食べるか、朝食を食べない習慣を続けるかに割り当てられました。

12週間の朝食の違いによって、グループごとに体重などに変化があるかを比較されました。

 

◆体脂肪量増加をセーブ

次の結果が得られました。

時間×群の交互作用(P<0.05)が体脂肪量、一日摂食量、空腹の感覚について検出された。特に、高タンパク朝食は12週間での体脂肪量の増加を、対照群(1.6±0.9kg)に比べて防いだが(-0.4±0.5kg、P=0.02)、通常タンパク朝食ではこれは見られなかった(0.3±0.5kg)。

朝食を食べないグループでは体脂肪量が増加しましたが、それに比べて高タンパク朝食を食べるグループでは体脂肪量増加が抑えられました。普通の朝食ではこの効果は見られませんでした。

 

高タンパク朝食の効果についてはほかにも研究があり、健康に良いと見られる影響が報告されています。食生活改善のための参考になるかもしれません。

執筆者

大脇 幸志郎

参考文献

A high-protein breakfast prevents body fat gain, through reductions in daily intake and hunger, in "Breakfast skipping" adolescents.

Obesity (Silver Spring). 2015 Sep

[PMID: 26239831]

※本ページの記事は、医療・医学に関する理解・知識を深めるためのものであり、特定の治療法・医学的見解を支持・推奨するものではありません。

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