アクテムラ点滴静注用200mgの副作用
※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。
人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。
また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。
主な副作用
上気道感染、鼻咽頭炎、上気道炎、抗核抗体陽性、胃腸炎、ヘルペスウイルス感染、インフルエンザ、口腔カンジダ症、耳下腺炎、創傷感染、気管支炎
起こる可能性のある重大な副作用
アナフィラキシー、アナフィラキシーショック、血圧低下、呼吸困難、意識消失、めまい、嘔気、嘔吐、そう痒感、潮紅、肺炎、帯状疱疹、感染性胃腸炎、蜂巣炎、感染性関節炎、敗血症、非結核性抗酸菌症、結核、ニューモシスチス肺炎、日和見感染、重篤な感染症、間質性肺炎、発熱、咳嗽、呼吸器症状、腸管穿孔、憩室炎、急性腹症、腹痛、白血球減少、好中球減少、血小板減少、心不全、致命的経過、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ビリルビン上昇、無顆粒球症
上記以外の副作用
咽喉頭疼痛、副鼻腔炎、鼻炎、鼻漏、胸膜炎、喀血、喘息、咽頭不快感、咽頭紅斑、紅斑、鼻閉、鼻出血、コレステロール増加、トリグリセリド増加、高脂血症、高コレステロール血症、LDL増加、LDH上昇、HDL増加、高トリグリセリド血症、血中尿酸増加、CK上昇、総蛋白減少、糖尿病増悪、血中カリウム減少、血糖増加、血中リン増加、血清フェリチン減少、肝機能異常、γ-GTP上昇、ビリルビン増加、Al-P上昇、脂肪肝、胆石症、高血圧、血圧上昇、動悸、T波逆転、T波振幅減少、上室性期外収縮、心室性期外収縮、リンパ球数減少、貧血、白血球数増加、フィブリノゲン減少、好酸球数増加、フィブリン分解産物増加、FDP増加、Dダイマー増加、ヘマトクリット減少、ヘモグロビン減少、リンパ節炎、リンパ節腫脹、好中球数増加、赤血球数減少、口内炎、下痢、悪心、便秘、腹部不快感、口唇炎、腹部膨満、食欲不振、胃ポリープ、腸ポリープ、逆流性食道炎、痔核、消化不良、舌炎、胃潰瘍、急性膵炎、歯周病、齲歯、歯痛、頭痛、浮動性めまい、感覚減退、不眠症、末梢性ニューロパシー、中耳炎、眩暈、突発難聴、外耳炎、耳鳴、結膜炎、麦粒腫、眼乾燥、結膜出血、霰粒腫、白内障、眼瞼炎、発疹、湿疹、痒疹、丘疹、皮膚そう痒症、皮膚白癬、皮膚感染、爪感染、蕁麻疹、皮膚潰瘍、皮下出血、嵌入爪、ざ瘡、皮膚乾燥、皮膚水疱、皮膚角化症、脱毛症、皮膚嚢腫、関節痛、背部痛、筋痛、肩こり、四肢痛、骨粗鬆症、骨密度減少、頚部痛、若年性関節炎増悪、膀胱炎、尿路感染、BUN増加、尿中赤血球陽性、腎盂腎炎、尿糖、尿蛋白、腎結石、NAG増加、頻尿、腟感染、性器出血、膿瘍、浮腫、倦怠感、免疫グロブリンG減少、胸痛、胸部不快感、季節性アレルギー、CRP増加、悪寒、アレルギー性鼻炎、気分不良、ほてり、注射部位反応、注射部位紅斑、注射部位腫脹、注射部位血腫、注射部位疼痛、注射部位静脈炎、注射部位発疹、血栓性静脈炎、DNA抗体陽性、体重増加、気管支拡張症、血中リン減少、血中カルシウム減少、ST部分上昇、ST部分下降、T波振幅増加、TAT増加、口渇、耳不快感、硝子体浮遊物、網膜出血、尿中白血球陽性、子宮頚管ポリープ、リウマチ因子陽性、発汗障害
アクテムラ点滴静注用200mgの用法・用量
- 〈関節リウマチ及び多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎〉通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回8mg/kgを4週間隔で点滴静注する
- 〈全身型若年性特発性関節炎、成人スチル病及びキャッスルマン病〉通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回8mg/kgを2週間隔で点滴静注する
- 〈悪性腫瘍治療に伴うサイトカイン放出症候群〉通常、トシリズマブ(遺伝子組換え)として体重30kg以上は1回8mg/kg、体重30kg未満は1回12mg/kgを点滴静注する
- 〈SARS-CoV-2による肺炎〉通常、成人には、副腎皮質ステロイド薬との併用において、トシリズマブ(遺伝子組換え)として1回8mg/kgを点滴静注する
- 症状が改善しない場合には、初回投与終了から8時間以上の間隔をあけて、トシリズマブ(遺伝子組換え)として8mg/kgを1回追加投与できる
- (用法及び用量に関連する注意)7.1. 〈効能共通〉血清中トシリズマブ濃度が維持されない状態で投与を継続すると、抗トシリズマブ抗体が発現する可能性が高くなるため、用法・用量を遵守すること
- 7.2. 〈効能共通〉本剤と他の抗リウマチ生物製剤の併用について安全性及び有効性は確立していないので併用を避けること
- 7.3. 〈全身型若年性特発性関節炎及び成人スチル病〉症状改善が不十分であり、かつC反応性タンパク<CRP>を指標としてIL-6作用の抑制効果が不十分と判断される場合に限り、投与間隔を短縮できる
- 7.4. 〈キャッスルマン病〉投与毎にCRPを測定し、症状改善が不十分と判断される場合に限り、CRPを指標として投与間隔を短縮できる
- 7.5. 〈SARS-CoV-2による肺炎〉海外医師主導臨床試験では副腎皮質ステロイド薬を併用していないSARS-CoV-2による肺炎患者において本剤投与により全死亡割合が高くなる傾向が認められた
- 7.6. 〈SARS-CoV-2による肺炎〉バリシチニブとの併用について、有効性及び安全性は確立していない
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。
アクテムラ点滴静注用200mgの注意が必要な飲み合わせ
※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。
薬剤名 |
影響 |
生ワクチン |
感染 |
肝障害を起こしやすい薬剤 |
肝機能障害 |
抗リウマチ剤 |
肝機能障害、トランスアミナーゼ値上昇 |