処方薬
注射用ビクシリンS1000

注射用ビクシリンS1000の基本情報

注射用ビクシリンS1000の概要

商品名 注射用ビクシリンS1000
一般名 アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物注射用
薬価・規格 396.0円 ((1g)1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 MeijiSeikaファルマ
ブランド ビクシリンS配合錠 他
YJコード 6191401D3049
レセプト電算コード 646190018
添付文書PDFファイル

注射用ビクシリンS1000の主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • ペニシリン系の抗生物質です。細菌の細胞壁の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

注射用ビクシリンS1000の用途

注射用ビクシリンS1000の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

下痢、悪心、食欲不振、発疹、過敏症、発熱、蕁麻疹、痙攣、神経症状、貧血、好酸球増多

起こる可能性のある重大な副作用

急性汎発性発疹性膿疱症、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、ショック、アナフィラキシー、不快感、口内異常感、喘鳴、眩暈、便意、耳鳴、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、無顆粒球症、溶血性貧血、急性腎障害、重篤な腎障害、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢

上記以外の副作用

顆粒球減少、血小板減少、Al-P上昇、黄疸、菌交代症、口内炎、カンジダ症、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、神経炎、悪寒、全身倦怠感、頭痛

注射用ビクシリンS1000の用法・用量

  • 〈筋注の場合〉通常、成人には合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1日量1.5~3.0g(力価)を3~4回に分け筋肉内注射する
  • 小児には合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1日量50~100mg(力価)/kgを3~4回に分け筋肉内注射する
  • 〈点滴静注の場合〉用時溶解し、通常成人には合剤(アンピシリンナトリウム・クロキサシリンナトリウム水和物)として、1回量1.0~2.0g(力価)を250mL~500mLの輸液中に溶解して、1日2回1~2時間かけて点滴静注する
    • なお、いずれの場合も年齢、症状により適宜増減する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

注射用ビクシリンS1000の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

注射用ビクシリンS1000の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
経口避妊薬 当該薬剤の効果が減弱
アロプリノール 発疹の発現が増加

注射用ビクシリンS1000と主成分が同じ薬

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    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
    製造会社 MeijiSeikaファルマ
  • 注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
    薬価 65.0円 ((100mg)1瓶)
    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
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注射用ビクシリンS1000に関係する解説

ペニシリン系抗菌薬

  • 注射用ビクシリンS1000は、ペニシリン系抗菌薬に分類される。
  • ペニシリン系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌に殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。

ペニシリン系抗菌薬の代表的な商品名

  • サワシリン、パセトシン
  • ビクシリンS
  • オーグメンチン
  • クラバモックス
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