スルバシリン静注用0.75gに関係する解説
ペニシリン系抗菌薬
- スルバシリン静注用0.75gは、ペニシリン系抗菌薬に分類される。
- ペニシリン系抗菌薬とは、細菌の細胞壁合成を阻害し細菌に殺菌的に抗菌作用をあらわす薬。
ペニシリン系抗菌薬の代表的な商品名
- サワシリン、パセトシン
- ビクシリンS
- オーグメンチン
- クラバモックス
商品名 | スルバシリン静注用0.75g |
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一般名 | アンピシリンナトリウム・スルバクタムナトリウム静注用 |
薬価・規格 | 392.0円 ((0.75g)1瓶) |
薬の形状 |
注射薬 > 散剤 > 静注用
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製造会社 | MeijiSeikaファルマ |
ブランド | スルバシリン静注用0.75g 他 |
YJコード | 6139504F1065 |
レセプト電算コード | 620004134 |
発疹、下痢、発熱、好酸球増多、皮膚そう痒感、白血球減少、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、LAP上昇、ビリルビン値上昇
貧血、溶血性貧血、血小板減少、肝機能障害、ショック、アナフィラキシー、中毒性表皮壊死融解症、Toxic Epidermal Necrolysis、TEN、皮膚粘膜眼症候群、Stevens-Johnson症候群、急性汎発性発疹性膿疱症、無顆粒球症、重篤な血液障害、間質性腎炎、重篤な腎障害、出血性大腸炎、偽膜性大腸炎、血便、重篤な大腸炎、腹痛、頻回の下痢、好酸球性肺炎、急性腎障害、間質性肺炎、咳嗽、呼吸困難、胸部X線異常
γ-GTP上昇、軟便、悪心、嘔吐、多形紅斑、黒毛舌、痙攣、神経症状、菌交代、口内炎、カンジダ症、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、食欲不振、神経炎、蕁麻疹、黄疸、腹部不快感、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向
薬剤名 | 影響 |
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アロプリノール | アンピシリンとの併用により発疹の発現が増加 |
血液凝固阻止剤 | ペニシリン注射液が血小板の凝集・凝固に影響を与え出血傾向を増強 |
経口避妊薬 | アンピシリンとの併用により避妊効果が減弱 |
メトトレキサート製剤 | ペニシリンとの併用によりメトトレキサートのクリアランスが減少 |
プロベネシド | 本剤の血中濃度上昇・血中濃度半減期の延長・本剤の持つ毒性リスクの上昇 |