処方薬
エルタシン注60mg
後発

エルタシン注60mgの基本情報

エルタシン注60mgの概要

商品名 エルタシン注60mg
一般名 ゲンタマイシン硫酸塩注射液
薬価・規格 106.0円 (60mg1管)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
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製造会社 富士製薬
ブランド エルタシン軟膏0.1% 他
YJコード 6134407A3078
レセプト電算コード 620006211
添付文書PDFファイル

エルタシン注60mgの主な効果と作用

  • 病気(感染症)の原因となる菌を殺すお薬です。
  • アミノグリコシド系の抗生物質です。細菌のタンパク質の合成を阻害して細菌の増殖をおさえる働きがあります。

エルタシン注60mgの用途

エルタシン注60mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

過敏症、発疹、発熱、そう痒、腎機能障害、BUN上昇、クレアチニン上昇、尿所見異常、乏尿、血尿、カリウム異常

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、チアノーゼ、呼吸困難、胸内苦悶、心悸亢進、血圧低下、急性腎不全、重篤な腎障害、第8脳神経障害、眩暈、耳鳴、難聴

上記以外の副作用

電解質異常、浮腫、肝機能障害、AST上昇、ALT上昇、Al-P上昇、ビリルビン上昇、頭痛、四肢のしびれ感、幻覚、妄想、痙攣、意識障害、好酸球増多、貧血、白血球減少、血小板減少、悪心、嘔吐、食欲不振、ビタミンK欠乏症状、低プロトロンビン血症、出血傾向、ビタミンB群欠乏症状、舌炎、口内炎、神経炎、疼痛、硬結

エルタシン注60mgの用法・用量

  • ゲンタマイシン硫酸塩として1日3mg(力価)/kgを3回に分割して筋肉内注射又は点滴静注する
  • 増量する場合は、1日5mg(力価)/kgを限度とし、3~4回に分割して投与する
  • 小児では、1回2.0~2.5mg(力価)/kgを1日2~3回筋肉内注射又は点滴静注する
  • 点滴静注においては30分~2時間かけて注入する
    • なお、年齢、症状により適宜減量する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

エルタシン注60mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 過敏症
    • アミノグリコシド系抗生物質による難聴
    • 難聴
    • 肝障害
    • 経口摂取の不良
    • 重症筋無力症
    • 腎機能障害
    • 腎障害
    • 全身状態の悪い
    • 非経口栄養
    • 大量投与
    • 長期間投与
    • クエン酸で抗凝固処理した血液を大量輸血された

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

エルタシン注60mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
腎障害を起こす恐れのある血液代用剤 腎障害が発現・悪化
デキストラン製剤 腎障害が発現・悪化
ヒドロキシエチルデンプン 腎障害が発現・悪化
腎毒性を有する薬剤 腎障害が発現・悪化
シクロスポリン 腎障害が発現・悪化
タクロリムス水和物 腎障害が発現・悪化
アムホテリシンB 腎障害が発現・悪化
ホスカルネット 腎障害が発現・悪化
ループ利尿剤 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
エタクリン酸 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
アゾセミド 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
フロセミド 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
腎毒性及び聴器毒性を有する薬剤 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
バンコマイシン塩酸塩 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
硫酸エンビオマイシン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
白金含有の抗悪性腫瘍剤 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
シスプラチン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
カルボプラチン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
ネダプラチン 腎障害及び聴器障害が発現・悪化
麻酔剤 呼吸抑制
筋弛緩剤 呼吸抑制
ツボクラリン塩化物塩酸塩水和物 呼吸抑制
パンクロニウム臭化物 呼吸抑制
ベクロニウム臭化物 呼吸抑制
トルペリゾン塩酸塩 呼吸抑制
ボツリヌス毒素製剤 呼吸抑制

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