処方薬
カルセド注射用20mg
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カルセド注射用20mgの基本情報

カルセド注射用20mgの概要

商品名 カルセド注射用20mg
一般名 アムルビシン塩酸塩注射用
薬価・規格 4739.0円 (20mg1瓶)
薬の形状
注射薬 > 散剤 > 注射用
注射薬 > 散剤 > 注射用のアイコン
製造会社 住友ファーマ
ブランド カルセド注射用20mg 他
YJコード 4235406D1020
レセプト電算コード 640462038
添付文書PDFファイル

カルセド注射用20mgの主な効果と作用

  • 腫瘍を治療するお薬です。
  • 腫瘍細胞の核酸代謝をおさえることにより、増殖をおさえる働きがあります。
  • あなたの病気や症状に合わせて処方されたお薬です。

カルセド注射用20mgの用途

カルセド注射用20mgの副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

発熱、心電図異常、T波平低化、QT延長、心房細動、心室性期外収縮、上室性期外収縮、ST低下、ALT上昇、AST上昇、LDH上昇

起こる可能性のある重大な副作用

白血球減少、好中球減少、発熱性好中球減少症、貧血、血小板減少、間質性肺炎、骨髄機能抑制、汎血球減少、重篤な感染症、敗血症、肺炎、十二指腸潰瘍、吐血、下血、穿孔、胃潰瘍

上記以外の副作用

ALP上昇、総ビリルビン上昇、BUN上昇、食欲不振、悪心、嘔吐、口内炎、下痢、脱毛、白血球分画異常、血沈亢進、血清総蛋白低下、血清アルブミン低下、A/G比異常、電解質異常、Na異常、K異常、Cl異常、Ca異常、尿潜血、不整脈、動悸、左室駆出率低下、血圧低下、ウロビリノーゲン陽性、尿蛋白陽性、クレアチニン上昇、便秘、口角炎、歯周炎、軟便、気胸、頭痛、手足のしびれ、末梢神経障害、知覚神経障害、皮疹、発疹、全身倦怠、飛蚊症、尿糖陽性、鼻出血、体力喪失、静脈炎、注射部反応、色素沈着、感染、心拡大、心膜滲出液、γ-GTP上昇、腹痛、腹部不快感、咽頭痛、頭重、めまい、ふらつき、不眠、過敏症、そう痒、耳鳴、出血傾向、浮腫、胸内苦悶感、血管痛、尿沈渣白血球陽性、血清アミラーゼ上昇、CRP上昇、吃逆、味覚異常、血小板増加、体重減少、背部痛、白血球増加、関節痛、ほてり

カルセド注射用20mgの用法・用量

  • 通常、成人にはアムルビシン塩酸塩として45mg(力価)/㎡(体表面積)を約20mLの日局生理食塩液あるいは5%ブドウ糖注射液に溶解し、1日1回3日間連日静脈内に投与し、3~4週間休薬する
  • これを1クールとし、投与を繰り返す
    • なお、患者の状態により適宜減量する
  • (用法及び用量に関連する注意)本剤の投与により重度骨髄機能抑制があらわれることがあるので、投与後、血液検査値の変動に十分留意し、次クールの投与量は患者の状態により適宜減量すること〔1.3、8.1、9.1.1、11.1.1、17.1.5参照〕
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カルセド注射用20mgの使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

  • 以下の病気・症状がみられる方は、添付文書の「使用上の注意」等を確認してください
    • 重篤な過敏症
    • 重篤な骨髄機能抑制
    • 心機能異常
    • 心毒性を有する薬剤による前治療が限界量
    • 重篤な感染症
    • 胸部単純X線写真で明らかでかつ臨床症状のある間質性肺炎
    • 胸部単純X線写真で明らかでかつ臨床症状のある肺線維症
    • アントラサイクリン系薬剤による前治療が限界量
    • 肝機能障害
    • 腎機能障害
    • 水痘
    • アントラサイクリン系薬剤による前治療歴<限界量に達している場合を除く>
    • 心毒性を有する薬剤による前治療歴<限界量に達している場合を除く>
    • 間質性肺炎<胸部単純X線写真で明らかかつ臨床症状のある間質性肺炎を除く>
    • 骨髄機能抑制<重篤な骨髄機能抑制を除く>
    • 肺線維症<胸部単純X線写真で明らかでかつ臨床症状のある肺線維症を除く>
    • 前治療により骨髄機能低下
    • 感染症<重篤な感染症を除く>

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カルセド注射用20mgの注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
心毒性を有する抗悪性腫瘍剤 心筋障害が増強
アントラサイクリン系薬剤 心筋障害が増強
抗悪性腫瘍剤 骨髄機能抑制等の副作用が増強

カルセド注射用20mgと主成分が同じ薬

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    薬の形状 注射薬 > 散剤 > 注射用
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カルセド注射用20mgに関係する解説

抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)

  • カルセド注射用20mgは、抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)に分類される。
  • 抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)とは、細胞の増殖に必要なDNAやRNAの合成を阻害することで抗腫瘍効果をあらわす薬。

抗がん性抗生物質(アントラサイクリン系)の代表的な商品名

  • アドリアシン
  • ドキシル
  • ファルモルビシン
  • カルセド
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