処方薬
パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」
後発

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の基本情報

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の概要

商品名 パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」
一般名 パロノセトロン塩酸塩注射液
薬価・規格 4567.0円 (0.75mg5mL1瓶)
薬の形状
注射薬 > 液剤 > 注射液
注射薬 > 液剤 > 注射液のアイコン
製造会社 岡山大鵬薬品
YJコード 2391404A1038
レセプト電算コード 622855701
添付文書PDFファイル

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の主な効果と作用

  • 吐き気や嘔吐をおさえるお薬です。
  • セロトニン受容体に作用することにより、吐き気や嘔吐などの症状をおさえる働きがあります。
  • 薬などにより起こる強い吐き気や嘔吐をおさえる働きがあります。

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の用途

  • 悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐><遅発期を含む>

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、QT延長、便秘、高ビリルビン血症、しゃっくり、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇、ALP上昇、血管痛

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、そう痒感、発赤、胸部苦悶感、呼吸困難、血圧低下

上記以外の副作用

めまい、糖尿、低血圧、下痢、口内乾燥、上腹部痛、肝機能検査値異常、発疹、耳鳴、倦怠感、潮紅、静脈炎、不安、多幸感、傾眠、不眠症、過眠症、末梢感覚性ニューロパシー、異常感覚、食欲不振、食欲減退、高血糖、高カリウム血症、低カリウム血症、電解質変動、低カルシウム血症、上室性期外収縮、頻脈、徐脈、心筋虚血、洞性頻脈、洞性不整脈、静脈退色、静脈拡張、高血圧、腹痛、腹部膨満、消化不良、尿閉、アレルギー性皮膚炎、乗り物酔い、眼刺激、弱視、注射部位反応、注射部位疼痛、注射部位紅斑、発熱、熱感、悪寒、関節痛、インフルエンザ様症状、無力症、疲労

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の用法・用量

  • 通常、成人にはパロノセトロンとして0.75mgを1日1回静注又は点滴静注する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 抗悪性腫瘍剤投与前に投与を終了すること
  • 7.2. 本剤の消失半減期は約40時間であり、短期間に反復投与を行うと過度に血中濃度が上昇するおそれがある〔16.1.2参照〕(1週間未満の間隔で本剤をがん患者へ反復投与した経験はないため、短期間での反復投与は避けること)
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」と主成分が同じ薬

主成分が同じ薬をすべて見る

パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」に関係する解説

5-HT3受容体拮抗薬

  • パロノセトロン静注0.75mg/5mL「タイホウ」は、5-HT3受容体拮抗薬に分類される。
  • 5-HT3受容体拮抗薬とは、セロトニンという伝達物質の受容体(5-HT3受容体)への拮抗作用により、抗がん薬による嘔吐中枢への刺激を阻害し、悪心(吐き気)・嘔吐を抑える薬。

5-HT3受容体拮抗薬の代表的な商品名

  • カイトリル
  • ナゼア
  • アロキシ
5-HT3受容体拮抗薬についての詳しい解説を見る