処方薬
カイトリル細粒0.4%
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カイトリル細粒0.4%の基本情報

カイトリル細粒0.4%の概要

商品名 カイトリル細粒0.4%
一般名 グラニセトロン塩酸塩細粒
薬価・規格 596.2円 (2mg1包)
薬の形状
内用薬 > 散剤 > 細粒
内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
製造会社 太陽ファルマ
ブランド カイトリル細粒0.4% 他
YJコード 2391002C1037
レセプト電算コード 620003526
識別コード KYTRILFineGranule0.4%
添付文書PDFファイル

カイトリル細粒0.4%の主な効果と作用

  • 吐き気や嘔吐をおさえるお薬です。
  • セロトニン受容体に作用することにより、吐き気や嘔吐などの症状をおさえる働きがあります。
  • 薬などにより起こる強い吐き気や嘔吐をおさえる働きがあります。

カイトリル細粒0.4%の用途

  • 悪性腫瘍剤投与に伴う消化器症状<悪心・嘔吐>
  • 放射線照射に伴う消化器症状<悪心・嘔吐>

カイトリル細粒0.4%の副作用

※ 副作用とは、医薬品を指示どおりに使用したにもかかわらず、患者に生じた好ましくない症状のことを指します。 人により副作用の発生傾向は異なります。記載されている副作用が必ず発生するものではありません。 また、全ての副作用が明らかになっているわけではありません。

主な副作用

頭痛、便秘、過敏症、発疹、AST上昇、ALT上昇、肝機能検査値異常、発熱

起こる可能性のある重大な副作用

ショック、アナフィラキシー、そう痒感、発赤、胸部苦悶感、呼吸困難、血圧低下

カイトリル細粒0.4%の用法・用量

  • 通常、成人にはグラニセトロンとして1回2mgを1日1回経口投与する
    • なお、年齢、症状により適宜増減する
  • (用法及び用量に関連する注意)7.1. 本剤を抗悪性腫瘍剤の投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、抗悪性腫瘍剤の投与1時間前に投与し、癌化学療法の各クールにおける本剤の投与期間は6日間を目安とする
  • 7.2. 本剤を放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)に対して使用する場合は、放射線照射の1時間前に投与する
※ 実際に薬を使用する際は、医師から指示された服用方法や使用方法・回数などを優先して下さい。

カイトリル細粒0.4%の使用上の注意

病気や症状に応じた注意喚起

患者の属性に応じた注意喚起

年齢や性別に応じた注意喚起

カイトリル細粒0.4%の注意が必要な飲み合わせ

※ 薬は飲み合わせによって身体に悪い影響を及ぼすことがあります。 飲み合わせに関して気になることがあれば、担当の医師や薬剤師に相談してみましょう。

薬剤名 影響
セロトニン作用薬 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス
選択的セロトニン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス
セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス
モノアミン酸化酵素阻害剤 セロトニン症候群、不安、焦燥、興奮、錯乱、発熱、発汗、頻脈、振戦、ミオクローヌス

カイトリル細粒0.4%と主成分が同じ薬

  • 内用薬 > 散剤 > 細粒のアイコン
    薬価 596.2円 (2mg1包)
    薬の形状 内用薬 > 散剤 > 細粒
    製造会社 太陽ファルマ
    先発
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カイトリル細粒0.4%に関係する解説

5-HT3受容体拮抗薬

  • カイトリル細粒0.4%は、5-HT3受容体拮抗薬に分類される。
  • 5-HT3受容体拮抗薬とは、セロトニンという伝達物質の受容体(5-HT3受容体)への拮抗作用により、抗がん薬による嘔吐中枢への刺激を阻害し、悪心(吐き気)・嘔吐を抑える薬。

5-HT3受容体拮抗薬の代表的な商品名

  • カイトリル
  • ナゼア
  • アロキシ
5-HT3受容体拮抗薬についての詳しい解説を見る

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