ひふけっかく
皮膚結核
全身のなかでも、結核菌が皮膚に感染した状態の総称。皮膚に様々な種類の赤みやしこりを形成する
2人の医師がチェック 67回の改訂 最終更新: 2017.12.06

皮膚結核の基礎知識

POINT 皮膚結核とは

結核菌が皮膚に感染した状態の総称です。主な症状は皮膚のぶつぶつや潰瘍になりますが、その他にリンパ節の腫れや咳や痰などが出現することもあります。 皮膚の病変の一部を顕微鏡で調べたり、培養検査を行ったり、遺伝子検査を行って診断します。治療では抗結核薬を用います。皮膚結核が心配な人や治療したい人は、皮膚科や感染症内科を受診して下さい。

皮膚結核について

  • 全身のなかでも、結核菌が皮膚に感染した状態の総称
  • 皮膚にさまざまな種類の赤みやしこりができる
  • 皮膚結核には、真性皮膚結核と結核疹が含まれる
    • 真性皮膚結核:皮膚に直接結核菌が感染する
    • 結核疹:結核菌へのアレルギー反応によって生じる

皮膚結核の症状

  • 小さなつぶつぶができる
  • 潰瘍
  • 周囲のリンパ節が腫れることがある
  • 肺に病変があることも多く画像検査(X線検査CT検査検査)を行って肺の状態の確認が必要

皮膚結核の検査・診断

  • 血液検査
    • 免疫学的検査を行う(T−SPOT、QFT)
  • 細菌検査
    • 菌を培養して、結核菌か調べる
    • 遺伝子検査(PCR法)を行い、結核菌がいるかどうかを調べる

皮膚結核の治療法

  • 薬物療法
    • 結核薬:イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、エタンブトール、ストレプトマイシンの中から3種類あるいは4種類を用いる
    • 4剤併用療法:イソニアジド、リファンピシン、ピラジナミド、エタンブトール
      • エタンブトールの代わりにストレプトマイシンを使用することができる
    • 3剤併用療法:イソニアジド、リファンピシン、エタンブトール
      • エタンブトールの代わりにストレプトマイシンを使用することができる

皮膚結核のタグ

からだ

皮膚結核に関わるからだの部位