せきついかんせつえん
脊椎関節炎
1人の医師がチェック 12回の改訂 最終更新: 2025.03.28

脊椎関節炎の基礎知識

POINT 脊椎関節炎とは

体幹部や手足の関節に炎症が起こる病気の総称です。代表的な病気として、強直性脊椎炎や乾癬性関節炎、反応性関節炎などがあります。関節リウマチと症状が似ていますが、症状の特徴や、身体診察、血液検査などから区別をします。関節リウマチは女性に多いのですが、脊椎関節炎は男性に多いことが分かっています。心配がある人や調べてみたい人は膠原病内科やリウマチ内科、アレルギー内科、整形外科などを受診してください。

脊椎関節炎について

  • 体幹部や手足の関節に炎症が起こる病気の総称で、主に次の病気が含まれる
  • 強直性脊椎炎
  • 乾癬性関節炎
  • 反応性関節炎
  • 炎症性腸疾患関連関節炎など
  • 関節リウマチと症状が似ているので区別する必要がある
  • 脊椎関節炎では、関節リウマチで陽性となりやすい血液検査項目(リウマトイド因子や抗CCP抗体など)が、陰性となることが多い
  • 若年男性に多い病気
  • 10歳代から20歳代で発病することが多いが、競技者などはスポーツによる影響との区別がつきづらく、発見に時間を要することがある
  • 男女比は約3-5:1とする報告がある

脊椎関節炎の症状

  • 少しずつ症状が悪化する
  • 腰痛や首の痛み、背中の痛み、膝の痛み、足首の痛み
  • 安静にしても症状は改善せず、むしろ運動をすると症状が和らぐことがある
  • 夜間に症状が悪化し、起床後に改善する
  • 関節以外では眼(ブドウ膜炎、結膜炎)や皮膚(乾癬)、心臓(大動脈弁閉鎖不全症)にも影響が出ることがある