切迫流産の症状、兆候は?
切迫流産の主な症状は出血、お腹の張り、下腹部の痛みがありますが、その程度は個人差があります。以下に症状と医療機関の受診のタイミングを記載します。
1. 出血
切迫流産の主な症状として子宮からの出血が挙げられます。
最初は少量で始まることが多いですが、切迫流産が進行してくると出血の量がだんだん多くなったり塊のようなものがでることがあります。また出血に
しかし出血があれば異常とは限りません。妊娠の初期は様々な原因で出血が起こりやすく、全妊娠のうち30%から40%の人が出血を経験すると言われていますが、全ての出血が流産と繋がるわけではありません。妊娠初期に起こりやすい出血に関しては、「妊娠初期の出血は異常?」を参照してください。絨毛膜
自宅で出血があった場合には受診のタイミングに悩むこともあるかもしれません。前回の健診で子宮内に妊娠していることが確認できており、出血の量が少なく下腹部痛もない場合には、治療はせず経過をみることがほとんどですので夜間や休日に緊急で医療機関を受診する必要はありません。平日や日中の外来診療が行われている時間に症状をかかりつけの病院に電話で伝えて受診の必要性を確認しましょう。
目安として生理2日目の量以上の出血など量が多い場合や、下腹部痛を伴う場合には、夜間や休日でもすぐ医療機関に症状を電話連絡し、受診の必要性を相談することをおすすめします。塊の出血が出た場合には内容物を確認することがありますので、保管が出来る場合にはナプキンに包んだりビニール袋に入れて保管し医療機関に持参すると診断の参考になる場合もあります。
2. 子宮収縮(お腹の張り)、下腹部痛
切迫流産の症状として、お腹の張りや下腹部痛がみられる場合があります。
お腹の張りとは一時的に子宮の筋肉が緊張することをさし、押しては返す波のように症状がでたり収まったりするのが通常です。流産の時期には、まだ子宮も小さいため自身では自覚が難しいこともあるため、全員にみられる症状ではありません。
また下腹部の痛みについては、妊娠初期には子宮が徐々に大きくなっていく過程で下腹部のつっぱりや違和感を覚える場合がありますが、それは異常ではありません。軽い下腹部痛がある場合には、ベッドで横になるなどして安静にし経過をみるようにしてください。
また強い下腹部痛がある場合には注意が必要な場合があります。特に尿や採血の検査で妊娠反応は確認できていても