ほうけい
包茎
見た目上、亀頭が包皮に覆われている状態。包皮をめくることが可能かどうかで真性包茎と仮性包茎に分けられる
5人の医師がチェック 58回の改訂 最終更新: 2018.10.12

包茎の基礎知識

POINT 包茎とは

包茎とは陰茎の亀頭が包皮でおおわれている状態のことで、真性包茎と仮性包茎に分けます。真性包茎は包皮をめくることができず、一方仮性包茎は包皮をめくることができます。生まれた段階ではほぼ全員が真性包茎ですが、成長とともに真性包茎の割合は減っていき成人で真性包茎の割合は約5%とされています。 小児期は真性包茎であっても尿が出にくい症状や感染症を繰り返すことがない限り治療は不要です。包茎が気になり治療を行いたい場合は泌尿器科形成外科を受診して相談することが大事です。

包茎について

  • 見た目上、亀頭が包皮に覆われている状態
  • 大きく2つに分けられる
  • 包皮が亀頭をしめつけることによって血流の流れが悪くなった状態を嵌頓包茎(かんとんほうけい)と呼ぶ
  • 真性包茎が占める割合
    • 新生児はほぼ100%であり成長とともに減少していく
    • 思春期前では約10%、成人では約5%ほどと報告されている
  • 稀ではあるが、糖尿病が原因となり後天的に真性包茎となることもある

包茎の症状

包茎の検査・診断

  • 特別な検査をすることはなく目で見たり、包皮を反転できるかを調べる
  • 嵌頓包茎は包皮が不適切に反転されて、亀頭が包皮により締め付けられた状態
    • 嵌頓包茎は直ちに治療をしなければならない

包茎の治療法

  • 症状のない限り、小児の真性包茎仮性包茎は治療は不要
  • 成人の真性包茎及び嵌頓包茎は治療が必要
  • 真性・仮性包茎の治療
    • 包皮の環状切開術
    • 包皮ほんてん指導
      ・包皮の先端にステロイド軟膏を塗って、包皮の狭い部分を柔らかくし、手で少しずつ剥く練習を行う
  • 包茎の取り扱いの注意点
    • 無理に包皮をめくってはいけない
      嵌頓包茎になる恐れがある
  • 嵌頓包茎の治療
    • 用手整復
      ・手で包皮を正常な位置に戻す
      ・緊急手術
       ・背面切開術
       ・環状切除術

包茎の経過と病院探しのポイント

包茎が心配な方

包茎とは、亀頭が包皮に覆われている状態のことを言い、基本的には症状のない病気です。場合により、痛みを伴い、排尿障害、亀頭包皮の炎症、尿路感染症が起こることもあります。

ご自身の包茎を治療したいと思った時に、最初に受診するのは、泌尿器科や形成外科です。それぞれの科に泌尿器科専門医や形成外科専門医の資格を持った医師がいますが、包茎を専門としていない医師もいるため、事前にお問い合わせされるといいでしょう。包茎は緊急性がなく、また病院によって治療に差がでる病気ですので、事前に専門の病院を調べることが重要です。場合によっては、病院よりもクリニックの方が専門としているところは多くみられます。自分の納得が行く治療をしてもらえる、相性が合う医師を探しましょう。

包茎の診断は見た目から行います。状態により、包皮をめくることができない真性包茎、めくることができる仮性包茎、包皮が亀頭をしめつけることによって血流の流れが悪くなっている嵌頓包茎に分類できます。ご自身でも見た目で診断できるため、診断のためには病院でもクリニックでも差はありません。

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包茎でお困りの方

治療は年齢で異なります。成長とともに治っていくため、小児であれば症状のない限り、真性包茎仮性包茎の治療は不要です。小児で治療が必要なのは嵌頓包茎の場合です。成人では、真性包茎嵌頓包茎に治療を行います。病院での治療は、軟膏を塗って少しずつ剥く処置や、手術治療になります。病院ごとに得意とする治療法が違うため、事前に病院の特徴を調べ、ご自身に合う病院を受診しましょう。セカンドオピニオンを利用して、受診後に他の病院を紹介してもらうことも可能です。

包茎の方が、嵌頓包茎状態になってしまった場合、または、ご自身が治療したいという意思をもった時が受診に最適なタイミングです。

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