きとうほうひえん
亀頭包皮炎
男性器の亀頭や包皮に起こる炎症。細菌や真菌、ウイルスの感染が主な原因
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最終更新: 2022.05.30
亀頭包皮炎の基礎知識
POINT 亀頭包皮炎とは
男性の亀頭や包皮に感染などを原因として炎症が起こることで、小児に多くみられます。小児に多い理由は、亀頭が包皮に覆われているので汚れが溜まりやすいからだと考えられています。 亀頭包皮炎になると亀頭や包皮が赤みを帯びて腫れたり痛みといった症状が現れます。感染が起きている時には原因に応じて抗菌薬や抗真菌薬などを使用しますが、基本的には入浴時などにしっかりと洗浄して清潔を保つことで治っていきます。亀頭包皮炎かなと思った場合には泌尿器科を受診してください。また、入浴時にしっかりと亀頭や包皮を洗うなどして、性器を清潔に保つことが再発予防につながります。
亀頭包皮炎について
亀頭包皮炎の症状
- 亀頭や包皮の赤みや、ただれ、痛み、かゆみ
膿 が溜まる場合もあれば腫れて熱をもったりする
亀頭包皮炎の検査・診断
- 身体診察
- 包皮や亀頭を観察する
細菌検査 炎症 を起こしている部分を綿棒で軽くこすり、原因微生物を検出する
亀頭包皮炎の治療法
細菌 が原因であると考えられる場合抗菌薬 の内服で治療する
カンジダ が原因であると考えられる場合- 抗
真菌 薬を塗布する
- 抗
- 清潔にすること、刺激を避けることが基本
免疫 力の低下が原因の場合には、その原因となっている病気の治療を行う
- 成人男性の場合、クラミジアなどの性
感染症 を合併 していることがあるので、必要に応じて性感染症の検査を行われる