きとうほうひえん
亀頭包皮炎
男性器の亀頭や包皮に起こる炎症。細菌や真菌、ウイルスの感染が主な原因
9人の医師がチェック 17回の改訂 最終更新: 2022.05.30

Beta 亀頭包皮炎についての医師コメント

亀頭包皮炎は陰茎と包皮の間に雑菌がたまる事でおきます。小児の性器はまだ包茎の状態なので非常に汚れがたまりやすいのです。あまりにも亀頭包皮炎を繰り返す場合は、ステロイド塗布薬を亀頭にぬり包皮をすべらせる事で、数ヶ月で包皮をむく事ができます。詳しくはかかりつけの小児科でご相談ください。


匿名協力医師
病気や薬の豆知識
2015.11.12

亀頭包皮炎は小児科でよく見かける病気です。小児はよく洗ってない手でおちんちんを触ってしまうこと(実際にむれてかゆいことがあります)が大きな原因です。
包皮炎は見た目にすごく派手に腫れることがあってびっくりしますが、治療としてはそのばい菌をやっつけると言うよりも、ステロイドの軟膏で炎症をひかせてあげる方が有効です。
おしっこをするときに痛がったりして大変ですが、励ましてあげてください。
包茎については、たしかに感染に悪そうには見えますが、就学前は包茎が普通なので、無理に剥かないでください。包茎がきついと、おしっこの出口が狭くて、おしっこをするときにおちんちんの先が膨らむお子さんがいます。こういうお子さんで包皮炎や尿路感染を繰り返す場合は包茎治療の適応がありますが、それ以外であれば無理はしないでください。


匿名協力医師
病気や薬の豆知識
2015.10.09