どうようびょう(のりものよい)
動揺病(乗り物酔い)
乗り物を乗っている際に自律神経の異常が関与し、めまいや頭痛や冷や汗、嘔吐などが起こる状態
5人の医師がチェック 53回の改訂 最終更新: 2017.12.06

動揺病(乗り物酔い)の基礎知識

POINT 動揺病(乗り物酔い)とは

動揺病は、いわゆる乗り物酔いのことです。平衡感覚と見えている視界のずれによって吐き気、めまい、頭痛、冷や汗などがおこると考えられています。乗り物酔いは、男性よりも女性、大人よりも子どもに多くおこります。完全に乗り物酔いを予防する方法はありませんが、症状が出る前に予防的に酔い止めを使用するとより効果的です。市販薬もありますので、クリニックや病院で出される酔い止めの前に、まず市販薬を試してみるのも良いでしょう。酔い止めは眠くなるものが多いので、ご自身が運転する場合には使用を控える必要があります。市販薬で効果が不十分な場合には耳鼻科のクリニックでご相談されるのが良いでしょう。乗り物酔いは耳の三半規管と深く関連した病状で、耳鼻科が専門の診療科になります。

動揺病(乗り物酔い)について

  • 乗り物を乗っている際に自律神経の異常が関与し頭痛や冷や汗、嘔吐などが起こる状態
  • 主な原因
    • 内耳前庭三半規管)への過剰な刺激
    • 揺れたり流れる景色の視覚的刺激   など
  • 自律神経の調整が未熟である子どもに起こりやすい
    • 寝不足やストレス下、空腹、満腹の際に引き起こしやすい

動揺病(乗り物酔い)の症状

  • 主な症状
    • 頭痛
    • めまい
    • 冷や汗
    • 吐き気、嘔吐
  • まっすぐ歩けないなどの平衡機能の異常は起こらない

動揺病(乗り物酔い)の治療法

  • 酔いづらい環境を作るとともに薬剤による予防を行う
    • 主な治療薬
      ・抗ヒスタミン薬:乗車の30分から1時間前に内服するのがよいとされている
      抗不安薬:乗り物に対する不安が発症しやすくさせると考えられているため
    • その他の対応
      ・衣類をゆるめる
      ・乗り物から降りて外の空気を吸う
      ・寝不足や満腹、空腹を避ける
      ・乗り物の進行方向を向いて前の座席に座る

動揺病(乗り物酔い)の経過と病院探しのポイント

動揺病(乗り物酔い)でお困りの方

動揺病は、いわゆる乗り物酔いのことです。平衡感覚と見えている視界のずれによって吐き気が生じるとする説が濃厚です。体質によって乗り物酔いを起こしやすい人とそうでない人がいますが、乗り物酔いを起こしやすいのは男性よりも女性、大人よりも子どもに多いです。そして、偏頭痛のある人はそうでない人よりも乗り物酔いが多いことも知られています。

完全に乗り物酔いを予防する方法はありませんが、酔い止めの中には医師の処方箋を必要としない市販薬もあります。クリニックや病院で出される酔い止めの前に、まず市販薬をお試しになってみるのも良いでしょう。これらの酔い止めは眠くなるものが多いので、ご自身が運転したりする場合には使用を控える必要があります。酔い止めの薬は乗り物酔いの症状が出てから使用するよりも、事前の予防として使用した方が効果的です。市販薬で効果が不十分な場合には耳鼻科のクリニックでご相談されるのが良いでしょう。乗り物酔いは耳の三半規管と深く関連した病状で、耳鼻科が専門の診療科になります。

また、乗り物酔いには慣れがあります。何度も繰り返し自動車に乗ったりしているうちに、また、1回で数日以上かかる長期的な航海に出たりしているうちに、始めは酔いが強かったのが次第に弱まっていくことも経験されます。

動揺病(乗り物酔い)に関連する診療科の病院・クリニックを探す


動揺病(乗り物酔い)のタグ

MEDLEYニュース新着記事