ひょうそ(ひょうそ)
ひょうそ(ひょう疽)
爪の周りに細菌が感染し炎症を起こした状態。傷や巻爪が原因となることが多い
2人の医師がチェック 51回の改訂 最終更新: 2022.04.15

ひょうそ(ひょう疽)の基礎知識

POINT ひょうそ(ひょう疽)とは

爪の周りに細菌が感染して炎症を起こした状態のことです。傷や巻爪が原因になり、赤ちゃんでは指しゃぶりによって起こることもあります。ひょうそになると、爪の周囲に痛んだり腫れたりします。適切な治療を行うために、感染を起こしている場所から皮膚の一部をとって細菌を調べることがあります。必要に応じて、抗菌薬が含まれた塗り薬や内服薬を使って治療をします。ひょうそが心配な人は皮膚科を受診してください。

ひょうそ(ひょう疽)について

  • 爪の周りに細菌が感染し炎症を起こした状態
    • 傷や巻爪が原因となることが多い
    • 赤ちゃんでは指しゃぶりが原因になることがある

ひょうそ(ひょう疽)の症状

  • 爪の周囲に痛み、腫れなどが起こる
  • 炎症が進むとがたまったり、指の先の関節もはれて曲がらなくなったりすることもある

ひょうそ(ひょう疽)の検査・診断

  • 必要に応じて感染している皮膚の一部などを採取し顕微鏡検査や原因となっている菌の特定を行う

ひょうそ(ひょう疽)の治療法

  • 抗菌薬の塗り薬や内服薬を使用する
    • が溜まっている場合は切開をしたり針を刺して排膿する
    • 抗菌薬は、原因菌に適したものを用いる
  • 手あれが原因となることがあるので、スキンケアが重要

ひょうそ(ひょう疽)のタグ

診療科
からだ