がんめんたんじゅんせいひこうしん(はたけ)
顔面単純性粃糠疹(はたけ)
円形や楕円形をした脱色調の斑点ができること。子どもの顔面に生じやすい
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最終更新: 2022.03.25
顔面単純性粃糠疹(はたけ)の基礎知識
POINT 顔面単純性粃糠疹(はたけ)とは
円形や楕円形の薄い色の斑点が皮膚にできる病気です。子どもの顔にできやすいです。ほほや顎の部分にできやすく、「はたけ」という名前で呼ばれることもあります。親指くらいの円形から楕円形の斑点がぽつぽつとでき、軽い痒みをともなうこともあります。この病気を診断するには検査はほとんど必要なく、診察(視診)だけで診断がつきます。ほとんどの場合は1年以内に自然に良くなるので、心配することはありません。見た目が気になって早く治したい場合は、保湿剤を用いることがありますが、ステロイド薬は必要ではありません。「はたけ」について相談したい人は皮膚科を受診してください。
顔面単純性粃糠疹(はたけ)について
顔面単純性粃糠疹(はたけ)の症状
顔面単純性粃糠疹(はたけ)の検査・診断
- 基本的には特別な検査は行わず、
問診 や視診で状況を確認して皮疹 を診察することで診断される