しんけいちょうせつせいしっしん(けっかんめいそうしんけいせいしっしん、めいそうしんけいはんしゃ)
神経調節性失神(血管迷走神経性失神、迷走神経反射)
副交感神経のグループに含まれる迷走神経が刺激されて、末梢血管が拡がったり、心臓からの血液の拍出が少なくなったりすることにより起こる失神
10人の医師がチェック 70回の改訂 最終更新: 2017.06.15

Beta 神経調節性失神(血管迷走神経性失神、迷走神経反射)についての医師コメント

朝礼の最中に貧血で倒れた、という話はよく聞くでしょう。実際にはそれは医学的には貧血ではなく、この神経調節性失神(いわゆる迷走神経反射)というものです。これ自体は特に治療の必要があるものではなく、心配するには及ばないと思います。血圧が下がってしまっている場合は両脚を挙げさせてしばらく休ませておきましょう。
ですが、同じように失神してしまう病気で、怖い病気が隠れていることがあります。一番怖いのは不整脈でしょう。不整脈もたまに脈が飛ぶことを自覚するぐらいで特に症状がない場合は放っておいてもよいのですが、このように失神を起こしてしまう不整脈は非常に危ないです。放っておくと致死的な不整脈を起こし、突然死の原因にもなりかねません。そういった意味で、一度普通の心電図にくわえ、ホルター心電図といって一日中心電図をつけておく検査など検討してみるのもよいかもしれません。特に血のつながった親戚で突然死されている方がいる場合は要注意!です。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.05.17

MEDLEYニュース新着記事