ごえんせいはいえん
誤嚥性肺炎
食べ物を飲み込む際や、気づかないうちなどに、唾液や胃液、食物とともに細菌が気管に入り込むことで生じる肺の炎症
11人の医師がチェック 124回の改訂 最終更新: 2018.08.01

誤嚥性肺炎の治療薬情報

痰の塗抹(グラム染色)検査が非常に重要である。2-30分で結果がわかるため、迅速に起炎菌を絞ることができる。

使用が推奨される治療薬の例

市中で起こった場合

    クリンダマイシン

    クリンダマイシン(点滴or内服)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 300-600mg/3回
    50≧CCR≧10 300-600mg/3回
    10>CCR 300-600mg/3回

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院内で発症し重症でない場合

例:酸素化を保てる、ショックバイタルではない、人工呼吸器を使用していない

    セフメタゾール

    セフメタゾール(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1000mg/3回
    50≧CCR≧10 1000mg/1回
    10>CCR 1000mg/2日に1回

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    タゾバクタム・ピペラシリン

    タゾバクタム・ピペラシリン(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 4500mg/3-4回
    50≧CCR≧10 2250mg/4回
    10>CCR 2250mg/3回

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院内で発症し重症の場合

*アミカシンは起炎菌が併用抗菌薬に感受性があると判明したら中止できる

    セフェピム + アミカシン* + クリンダマイシン

    セフェピム(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/2回
    50≧CCR≧10 2000mg/1回
    10>CCR 1000mg/1回

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    アミカシン(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 体重1kgあたり15mg/1回
    50≧CCR≧10 体重1kgあたり7.5mg/1回
    10>CCR 体重1kgあたり7.5mg/2日に1回

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    クリンダマイシン(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 600mg/3回
    50≧CCR≧10 600mg/3回
    10>CCR 600mg/3回

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    タゾバクタム・ピペラシリン + アミカシン*

    タゾバクタム・ピペラシリン(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 4500mg/3-4回
    50≧CCR≧10 2250mg/4回
    10>CCR 2250mg/3回

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    アミカシン(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 体重1kgあたり15mg/1回
    50≧CCR≧10 体重1kgあたり7.5mg/1回
    10>CCR 体重1kgあたり7.5mg/2日に1回

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    メロペネム + アミカシン*

    メロペネム(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/3回
    50≧CCR≧10 2000mg/2回
    10>CCR 2000mg/1回

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    アミカシン(点滴)

    投薬期間の目安

    通常は7日間と考えるが、痰の培養結果から腸内細菌群(大腸菌、クレブシエラ桿菌など)や緑膿菌、黄色ブドウ球菌による肺炎であると分かれば21日間とする

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 体重1kgあたり15mg/1回
    50≧CCR≧10 体重1kgあたり7.5mg/1回
    10>CCR 体重1kgあたり7.5mg/2日に1回

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