さいへるにあ

臍ヘルニア(でべそ)

へその緒が取れた後に起こる、おへそがとびだしてくる状態。いわゆるでべそ

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8人の医師がチェック 90回の改訂 最終更新: 2017.06.15

臍ヘルニア(でべそ)の基礎知識

臍ヘルニア(でべそ)について

  • へその緒へその緒のこと。胎児と胎盤をつなぎ、栄養、酸素、老廃物などの交換を行っているが取れた後に起こる、へそが外見的に飛びだしてくる状態
  • 臍輪(へその緒が胎児に付着していた部分)が完全に閉じた状態にならないことが原因で起こる
    • 中には、腹筋の間から腸がせり出してきて、皮膚を盛り上げている場合もある(ヘルニア臓器などが、周囲の組織から圧力を受けて本来あるべき部位からはみ出してしまった状態のこと。椎間板ヘルニアや鼠径ヘルニアなどが有名
    • 「へその緒の切り方」など、処置の方法が原因となるものではない
  • 人口の5~10人に1人の割合でみられる

臍ヘルニア(でべそ)の症状

  • 飛び出したへそが大きくなる
  • まれに1~2歳を越えても飛び出たへそが残る

臍ヘルニア(でべそ)の検査・診断

  • 症状の問診医師が、ある症状や病気についての経過を聞き、質問を繰り返すこととへその状態の診察から診断される

臍ヘルニア(でべそ)の治療法

  • 生後3か月ころまで大きくなり、多くは1歳頃までにヘルニア臓器などが、周囲の組織から圧力を受けて本来あるべき部位からはみ出してしまった状態のこと。椎間板ヘルニアや鼠径ヘルニアなどが有名の出入り口の筋膜の隙間(ヘルニア門)が自然に閉じて治る(約90%)
    • 自然に治ることが期待できるので、1~2歳ごろまでは治療をせずに様子を見ることが多い
  • 臍ヘルニアが大きい場合は、たとえ自然治癒病気が、それ以上の治療を必要としない状態になること。完治とほぼ同じ意味したとしても、臍部の余剰皮膚が醜形を残して治ることがあり、整容面で臍の形を改善するために治療を行うこともある。
    • スポンジで臍を圧迫する治療法(圧迫療法)や、広がっているヘルニア門を閉じる手術などがある。圧迫療法は乳児期早期に有効とされるが、テープかぶれを起こす場合もあり、皮膚の状態を厳重に観察しながら治療を継続する必要がある。
  • ヘルニア門が狭い場合、稀ながら臍部皮膚の内側、筋膜との間で腸がはまって外れなくなる(ヘルニア嵌頓はまること。腸などの臓器が、皮膚や体内の膜などに空いた隙間にはまってしまい、元の位置に戻らなくなった状態を指すことが多い)ことがあり、そのような場合には緊急で手術を行う

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