はいきせいちゅうしょう
肺寄生虫症
寄生虫の卵や幼虫が肺に入って起こる病気
4人の医師がチェック 66回の改訂 最終更新: 2017.11.29

肺寄生虫症の基礎知識

POINT 肺寄生虫症とは

寄生虫の卵や幼虫が肺に侵入して起こる病気です。カニやイノシシの肉を生で食べたり、動物の糞尿に汚染された水を飲んだりして感染が起こります。主な症状は咳・胸痛・痰・発熱などです。痰や便などに寄生虫がいないかを確認して診断します。また、補助的に血液検査や画像検査を行います。治療では抗寄生虫薬を用います。肺寄生虫症が心配な人や治療したい人は、感染症内科を受診して下さい。

肺寄生虫症について

  • 寄生虫の卵や幼虫が肺に入って起こる病気
    • 肺吸虫症、糞線虫、回虫性肺炎、糸状虫性肺炎など
  • 主な原因
    • 幼虫がついているカニやイノシシの肉を生で食べる
    • 動物の糞で汚染された川の水を飲むことで起こる
  • アフリカ、アジア、中南米などの発展途上国に多く見られる
    • 日本では海外旅行に行った人がかかる場合が多い

肺寄生虫症の症状

  • せき
  • 胸の痛み
  • 血の混ざった痰
  • 発熱
  • 幼虫が体に侵入してから2か月以上経ってから症状が出始める
  • 胸に水がたまる

肺寄生虫症の検査・診断

  • 血液検査:炎症反応の有無を調べる
  • 寄生虫検査:痰、便、胸水から卵や幼虫が出るかをみる
  • 画像検査:感染の部位や程度を調べる

肺寄生虫症の治療法

  • 薬物療法
    • 寄生虫を駆除する薬を使う
  • カニや生の肉を食べる際に十分に加熱することで予防できる
  • 免疫が低下しているときは重症になることがある

肺寄生虫症のタグ

医師登録をしてMEDLEYの編集に協力する