はついくせいこかんせつけいせいふぜん(せんてんせいこかんせつだっきゅう)
発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)
先天性にまたは生まれたときやその後に、何かしらの理由によって大腿骨頭が脱臼している状態
7人の医師がチェック 92回の改訂 最終更新: 2017.12.06

発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の基礎知識

発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)について

  • 股関節は、臼蓋(骨盤の一部)と大腿骨頭(太ももの骨の体に近い方)が適合することでうまく働く関節である
  • 先天性にまたは生まれたときやその後に、何かしらの理由によって大腿骨頭が脱臼している状態
  • 罹患率は新生児1000人に1人程度
    • 女児に多い(男女比は1:9程度)
  • 原因は不明だが、おむつの付け方が関係している可能性があるため、おむつを適切に付けることが大切

発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の症状

  • 乳幼児のころに症状が出ることは少ない
  • 歩き出すようになってから、腰や体を曲げるような変な歩き方をする
  • 脱臼ほどの重症ではなくても、臼蓋が浅いことで股関節に痛みが出たりすることがある

発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の検査・診断

  • 太ももやお尻のしわが左右非対称であったり、下肢の長さに左右差があったりすることが診断の参考になる
  • レントゲン:股関節の脱臼の有無と程度を調べる
    • 必要に応じて行われる

発育性股関節形成不全(先天性股関節脱臼)の治療法

  • 専用の装具を付けた治療を行う
    • 股関節を適切な位置に保つための治療
  • その他におむつ指導、抱き方の指導などを行う
  • 変形性股関節症の原因となるため、必要に応じて早い時期から手術を検討することもある


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