にょうほうしょう
尿崩症
大量の尿が排泄される病気。尿量を調節するホルモン(バソプレシン)の不足により起こることが多い
4人の医師がチェック 92回の改訂 最終更新: 2018.02.17

Beta 尿崩症についての医師コメント

中枢性尿崩症の人に話を聞いてみると、点鼻薬が非常によく効くようです。異常に喉が渇き、氷水を手放せず、何かおかしいのではないかと病院を受診して特発性中枢性尿崩症(脳腫瘍などの症状として中枢性尿崩症になるのではなく、原因不明の中枢性尿崩症)と診断され、点鼻薬による治療が開始されました。点鼻薬のおかげで症状はコントロールされ、飲水量は人並みになったとのことです。ですが、ある時旅行に行く際に荷物に点鼻薬を入れ忘れたことがあったとのことです。その時はまた水が手放せなくなってしまい、地獄のようだったと言っていました。何らかの原因で分泌されなくなってしまったホルモンを外から補う治療なので、治癒が見込めるものではありません。ですが点鼻薬で症状はコントロール可能です。


匿名協力医師
実際の治療例
2015.04.29

のどがよくかわき、人より水を飲む人は大体体質のせいと思っていますが、この病気が隠れている人もいます。特に中枢性尿崩症のほうを意外と見かけることがあります。頻繁に喉がかわき、氷水が手放せないような人は怪しいです。心因性多飲症との臨床的な鑑別点としては、心因性多飲症の人のほうが夜のトイレを我慢できますが尿崩症の人は夜も頻繁にトイレに行くということがあります。腎性尿崩症はいわゆる特効薬のようなものは難しいですが、中枢性尿崩症であれば点鼻薬が非常によく効きます。ただし、尿崩症である限りは一生続けなければならない点が不便かもしれません。やたらと喉がかわき、トイレに頻繁に行くような方は一度病院で相談してみてもよいかもしれません。


匿名協力医師
患者さんへのメッセージ
2015.04.29


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