むひしょうこうぐん
無脾症候群
生まれつき、脾臓がない状態。先天性心疾患を併発することが多い
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最終更新: 2019.10.07
無脾症候群の基礎知識
POINT 無脾症候群とは
生まれつき脾臓という臓器がない病気です。脾臓がないことで免疫力(特に液性免疫)が低下しており感染にかかりやすいことが分かっています。主な症状は、感染症にかかりやすいことですが、先天性心疾患を合併することがあり、この場合には心不全やチアノーゼを起こします。 CT検査あるいはエコー検査で脾臓がないことを確認して診断となります。合併症があった場合はそれに対する治療を行います。無脾症候群が心配な人や治療したい人は、小児科や循環器内科、感染症内科を受診して下さい。
無脾症候群について
無脾症候群の症状
無脾症候群の検査・診断
- 心臓の動きや大きさ、
脾臓 の有無などを調べる心電図 心臓超音波検査 レントゲン 写真(X線 写真)CT 検査MRI 検査
- 必要に応じて
心臓カテーテル 検査でより詳しい検査を行う
無脾症候群の治療法
- 主に
合併 している心臓の病気に対する治療が行われる- 心不全や
チアノーゼ に対する内科的治療や形態異常に対する手術など
- 心不全や
細菌 感染に対してワクチン接種を行う必要があるので小児科医あるいは感染症 内科医に相談することが望ましい