かのうせいかんせつえん
化膿性関節炎
関節が細菌に感染し、炎症を起こした状態
6人の医師がチェック 127回の改訂 最終更新: 2017.12.06

化膿性関節炎の治療薬情報

感染している関節に溜まっている膿のドレナージが必要である

使用が推奨される治療薬の例

人工関節に感染が起こった場合は、投与期間の変更や人工関節除去の要否を判断する必要があるため、感染症を専門としている医者に相談することが望ましい

関節液の塗抹検査でグラム陽性球菌が見られる場合

MRSAの関与が考えられる場合はバンコマイシンを考慮する

    セファゾリン

    セファゾリン(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌の場合は28日間とするほうが望ましい)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/3回
    50≧CCR≧10 2000mg/2回
    10>CCR 2000mg/1回

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    バンコマイシン

    MRSAの関与が考えられる場合に推奨される

    バンコマイシン(点滴)

    MRSAの関与が考えられる場合に推奨される

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌やグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい。淋菌が起炎菌であれば7日間の治療も可能。)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1000mg/2回
    50≧CCR≧10 1000mg/1回
    10>CCR 1000mg/4-7日に1回

関節液の塗抹検査でグラム陰性球菌が見られる場合や性感染症が疑わしい場合

関節液の塗抹検査でグラム陰性桿菌の見られる場合

緑膿菌の関与が考えられる場合はセフェピムを考慮する

    ゲンタマイシン

    ゲンタマイシン(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌がグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1.7mg/kg/3回
    50≧CCR≧10 1.7mg/kg/1回
    10>CCR 1.7mg/kg/2日に1回

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    セフェピム

    セフェピム(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌やグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい。淋菌が起炎菌であれば7日間の治療も可能)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/2回
    50≧CCR≧10 2000mg/1回
    10>CCR 1000mg/1回

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関節液の塗抹検査で細菌が見られない場合

    バンコマイシン + セフトリアキソン

    バンコマイシン(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌やグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい。淋菌が起炎菌であれば7日間の治療も可能。)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1000mg/2回
    50≧CCR≧10 1000mg/1回
    10>CCR 1000mg/4-7日に1回

    セフトリアキソン(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌やグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい。淋菌が起炎菌であれば7日間の治療も可能。)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1000mg/1回
    50≧CCR≧10 1000mg/1回
    10>CCR 1000mg/1回

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    バンコマイシン + セフェピム

    バンコマイシン(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌やグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい。淋菌が起炎菌であれば7日間の治療も可能。)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 1000mg/2回
    50≧CCR≧10 1000mg/1回
    10>CCR 1000mg/4-7日に1回

    セフェピム(点滴)

    投薬期間の目安

    14日から28日(起炎菌が黄色ブドウ球菌やグラム陰性桿菌の場合は28日間とするほうが望ましい。淋菌が起炎菌であれば7日間の治療も可能)

    投与量・回数の目安

    腎機能(CCR) 1回投与量/1日投与回数
    CCR>50 2000mg/2回
    50≧CCR≧10 2000mg/1回
    10>CCR 1000mg/1回

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複数の関節で同様の症状が見られる場合

淋菌感染を疑ってセフトリアキソンを考慮する