ちょうせいのうかんけんさ(えーびーあーる)
聴性脳幹検査(ABR)
1人の医師がチェック 1回の改訂 最終更新: 2025.09.24

検査部位

耳、脳

対象疾患

赤ちゃんの聴覚のチェック、聴神経腫瘍脳腫瘍多発性硬化症意識障害、脳死判定

概要

耳から入った音は鼓膜をふるわせ、音の信号にかわります。その信号は複雑な経路をたどり脳に伝わって初めて人はそれを音として認識します。聴性脳幹検査はその信号の経路に異常がないか調べる検査です。
ある一定の音を聞いて、脳幹という部分が反応している様子を波形として記録します。赤ちゃんの聴覚のチェックに使われます。また脳腫瘍聴神経腫瘍などの音の信号の経路に異常が出る病気の診断にも使われます。

メリット

  • 安静にしているだけでよい
  • 身体への負担が少ない

デメリット

  • 時間がかかる

詳細

耳から入った音は鼓膜をふるわせ、音の信号にかわります。その信号は複雑な経路をたどり脳に伝わって初めて人はそれを音として認識します。聴性脳幹検査はその信号の経路に異常がないか調べる検査です。
ある一定の音を聞いて、脳幹という部分が反応している様子を波形として記録します。通常の聴力検査では音が聞こえた時に、聞こえたことをボタンを押して知らせる必要があります。しかし、聴性脳幹検査では音が聞こえた時に脳の反応を見る検査なので、ボタンを押して音が聞こえたことを知らせる必要はなく、赤ちゃんの聴覚に問題がないかの確認などに用いられます。また脳腫瘍聴神経腫瘍などの音の信号の経路に異常が出る病気を見つけることができます。

検査の流れ

  1. べッドに横になり、左右の耳たぶと頭頂部、額の計4カ所に電極を付ける
  2. ヘッドフォンから聞こえてくる音に対する、脳幹の反応波形を記録する 
  3. 検査時間は1時間半程度(検査中に眠ってしまっても構いません)